最後の光を求めて暗闇に包まれた世界を旅する、父と娘のアクションRPG『Fall of Light』正式発表


ゲームパブリッシャーの1C Companyは5月18日、見下ろし視点のアクションRPG『Fall of Light』を発表し、アナウンスメント・トレイラーを公開した。開発を担当するのはイタリアの2人組デベロッパーRuneHeads。主人公は古兵の父「Nyx」と愛娘の「Aether」であり、二人は暗闇に包まれた世界に残された最後の光を求め、ローポリゴンで描かれる暗く不気味なダンジョンへと潜り込んでいく。

本作は『DARK SOULS』と『ICO』にインスパイアされた作品であり、ダークファンタジーな世界観とスタミナ制の戦闘システムは前者を、非力な少女を守りながら旅を続ける様子は後者から影響を受けているように見受けられる。無防備な娘の手を引き、戦闘時には父が孤軍奮闘し、パズルを前にした際は二人協力しながら解き進んでいく。

戦闘システムとしては、ドッジやブロックといった基本アクション、6種類の戦闘スタンス、7種類の武器クラスなどが用意されている。プレイヤーはこれらを使いこなしながら、闇から生まれたものたちに立ち向かう。まだプロジェクトが発表されてから間もないため、ゲームの詳細は明らかになっていないが、ダンジョン探索型のアクションRPGに「無防備な少女を守る」というゲームシステムを付け加えることで、プレイヤーの行動や選択にどのような影響を及ぼすのか、結果が気になる試みである。

『Fall of Light』の対象プラットフォームはWindows/Mac(Steamストアページはオープン済み)。リリース時期は2017年第3四半期を予定している。