『The Last of Us Part II』の存在は9月時点でほのめかされていた。限定ポスターとエリーのタトゥーに注目
12月4日の「PlayStation Experience 2016」で公開された『The Last of Us Part II』のお披露目トレイラーだが、実のところNaughty Dogは9月の時点で続編の存在を匂わせていたことが分かった。
9月26日は『The Last of Us』の世界においてアウトブレイクが起こった日である。Naughty Dogはこの日を「Outbreak Day」と表し、毎年限定グッズの販売やゲームのセールを実施している。今年も例外ではなく、映画やコミックの限定ポスターを販売しているオンラインストアの「Mondo」とイラストレーターのKevin Tong氏とのコラボレーションにより、数量限定ポスターを販売していた。
限定ポスターにはエリーと思わしき人物の腕が描かれている。その手はナイフを持っており、腕からはシダの枝が生え、腕のまわりを蛾が飛び交う。この構図に見覚えはないだろうか。そう、トレイラー内でエリーの腕に彫られていたタトゥーとマッチするのだ。トレイラー公開後にNaughty Dogの公式Twitterアカウントより投稿されたイメージ画像からは、タトゥーの全容を把握することができる。
The Last of Us Part II reference for Ellie – Here are some new images since you've asked us for Ellie's tattoo & outfit from #PSX16 trailer pic.twitter.com/bM8AeWdR7c
— Naughty Dog (@Naughty_Dog) December 7, 2016
このイメージ画像はコスプレイヤーたちがエリーのタトゥーを再現できるよう参考資料として公開されたものである。これをきっかけとしてファンたちが「Outbreak Day」ポスターとの一致に気づき始めた。Naughty Dogはあらかじめ種を仕込んでいたというわけだ。
またトレイラーおよびNaughty Dogが公開したイメージ画像でエリーが着用しているシャツが、「Left Behind」DLCで登場したライリーのものと酷似している点にも注目されている。先日紹介したジョエルに関する考察や、エリーの手が震えている理由に関する推測など、トレイラーにまつわる話題は絶えない。まだまだ発見されていない秘密が残っていそうだ。