マイクロソフトは11月23日、Xbox One上でXbox 360のゲームがプレイ可能になる後方互換機能に、新たに『Burnout Paradise』『Pure』『Rayman Legends』の三本が対応したと発表した。
『Burnout Paradise』はCriterion Gamesが開発し、EAから2008年に発売されたレースゲーム。リアルなクラッシュ表現が特徴の人気シリーズだ。特定の区間ごとにレースなどのアクティビティをプレイしていたそれまでのシリーズ作とは異なり、本作はパラダイスシティと呼ばれるオープンワールドの都市を自由に走行して、街中のいたるところで任意にイベントを開始するスタイルになっている。Xbox Oneでの後方互換対応については昨年7月にその計画があることが明らかになっていたが、およそ一年半かかってついに実現することになった。
本作は日本ではダウンロード販売されていないため、Xbox Oneでプレイするためにはパッケージ版を所有している必要がある。また、一部ダウンロードコンテンツが収録された「The Ultimate Box」もパッケージ発売されているが、こちらを利用してもXbox Oneにインストールしてプレイ可能だ。もちろん収録ダウンロードコンテンツも同時にインストールされる。
なお、本作の実績には「クライテリオンフィーバー」という、開発者をオンラインプレイでテイクダウンするというものがあるが、Criterion Gamesによると、今回の互換対応を受けてふたたび開発者がオンラインに現れるとのこと。感染実績なので必ずしも彼らに直接出会わなくても解除可能だが、気になる方は彼らをフォローしてスケジュールをチェックしておこう。
『Pure』は、Black Rock Studioが開発し、Disney Interactive Studiosから2008年に発売されたオフロードレースゲームだ。砂漠や海岸、山岳地帯など30以上のコースを舞台に、ATV(4輪バキー車)でレースをおこなう。ジャンプした空中でさまざまなトリックを決めることができ、リスクと引き換えにブーストを獲得することができる。オンラインでは最大16人での対戦プレイに対応する。
こちらも日本ではダウンロード販売されていないため、パッケージ版を使用してXbox Oneへインストールする必要がある。(国内版のタイトルは『エクストリーム・レーシング ピュア』)。
そのほか、2013年に発売されたUbisoftの『Rayman Legends』も今回後方互換に対応した。前作『Rayman Origins』に続き、美麗なイラストが活き活きと動くUbi Art Frameworkを使用した表現が特徴のアクションゲームだ。本作はXbox One版も存在するが、Xbox 360版所有者は買い直すことなくXbox One上でプレイすることが可能になった。なお、本作のXbox One/Xbox 360版は国内発売されていない。