『Fallout 76』アップデート「Locked and Loaded」が4月27日公開。S.P.E.C.I.A.L.ポイントの切り替え機能のほか、C.A.M.P.スロットで建築自由度も広がる
Bethesda Softworksは3月11日、『Fallout 76』のアップデート「Locked and Loaded」を4月27日に公開することを発表した。このアップデートではキャラクターのビルドを手軽に切り替えられる「S.P.E.C.I.A.L.ロードアウト」や、自身の拠点であるC.A.M.P.の位置を保存しておける「C.A.M.P.スロット」などが追加される。また、デイリーオプスにもアップデートが行われ、新たな敵や変異などが実装される。公式の告知である「Inside the Vault」では、開発者によるプレイ動画も公開されている。
S.P.E.C.I.A.L.ロードアウトはS.P.E.C.I.A.L.ポイントの振り分けを完全にリセットする機能で、レベル25以上で解禁される。これまでの『Fallout 76』では、レベルが1上がるごとに1つずつしかポイントの振り分け・移動はできなかった。アップデート後はS.P.E.C.I.A.L.ポイントやPERKカードを振り分けたセットを作成・保存し、手軽に切り替えることができるようになる。探索用と戦闘用でセットを作成してもいいし、使用する武器や変異によって分けてみてもいいだろう。S.P.E.C.I.A.L.ロードアウトは無料で行うことができ、C.A.M.P.でいつでもセットを切り替えることができる。
C.A.M.P.スロットは複数のC.A.M.P.を所持することができる機能だ。スロットごとに別々のロケーションでC.A.M.P.を設営することができ、建設物の容量も別々に設定されている。自動販売機のアイテムはC.A.M.P.間で共有されるが、ショーケースに展示しているアイテムは別々となる。開発者プレイ動画を見ると、C.A.M.P.の切り替えはマップ画面からおこなうことができるようだ。
デイリーオプスは現在の2倍近くのボリュームとなるようだ。まったく新しいゲームモードとして「暗号解読」が追加されるとのこと。暗号解読モードでは敵の攻撃が非常に強力になるため、正面から突っ込んでいく脳筋プレイよりも、静かに立ち回るスニーキングプレイが重要となってくるようだ。敵の種類にもバリエーションが追加され、新たな変異なども追加される。アップデート後のデイリーオプスでは、新たな設計図や戦利品などが獲得できる予定だ。
Locked and Loadedで実装される機能やコンテンツは、Bethesda.net版でプレイしている場合に限り、パブリックテストサーバーに参加することで先んじて体験することができる。パブリックテストサーバーでのデータは一般サーバーのキャラクターには引き継がれないものの、参加特典として家具などを受け取ることもできるので積極的に参加してみるといいだろう。
『Fallout 76』はPC(Bethesda.net/Steam)/PS4/Xbox One向けに発売中。次回のアップデート「Locked and Loaded」は4月27日に公開予定だ。