パブリッシャーのAkupara Gamesは9月26日、Little Leo Gamesが手がけるデッキ構築型ローグライクゲーム『Astrea: Six-Sided Oracles』のアップデートv1.2.0を配信すると発表した。アップデートでは本作のリプレイ性を大きく高めるデイリーランのほか、自分の徳義セットをカスタマイズできる機能が追加されるという。
本作は、カードの代わりにダイス(サイコロ)を使うデッキ構築型ローグライクゲームだ。本作の舞台となる世界アストレアは、かつては文明が栄え人々は平和に暮らしていたが、暁紅の大変動と呼ばれる大災害によって社会の基盤は破壊され、心弱き者たちの魂は堕落。そこで、すべてを支配する神秘の星の祝福を受けた“六面のオラクル”の子孫たちが立ち上がる。
本作はSteamにて2023年9月22日に配信開始。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2665件のうち92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは、カードではなくダイスというランダム性の強いデッキ構築システムを採用しつつ、不利なデッキになってもリカバー可能なシステムとなっている点などが好評。また浄化と堕落による、敵に対しても自分に対してもリスクとリターンのバランスを考慮する必要がある奥深さ、それでいて理解しやすいゲームプレイシステムなどが評価されている作。
そんな本作に向けて、9月26日にアップデートv1.2.0が配信される。アップデートでは新たに「デイリーラン」が追加される。デイリーランでは毎日新たなチャレンジが登場するといい、プレイするキャラクターにはユニークな徳義のセットとスタートダイスが与えられる。毎回新たなロードアウトとランダムなMODのセットが用意され、パッチノートによると「いい意味でおかしくしてくれる」ように設計されているという。MODには 追加の報酬を与えるものもあれば、挑戦的な制限を課すものもあるとのこと。これにより本作のリプレイ性が大きく広がり、永久に繰り返し遊べるモードになるとされている。
そして、アップデートでは自分の徳義セットをカスタマイズすることもできる。 40種類以上から選べるMODと、全スキルリストからキャラクターの長所を選ぶことが可能。壊れたコンボを探したり、徳義セットをランダムにしたりして最適なシナジーを発揮しやすいセットを探したりすることができるという。なお、デイリーランおよび徳義セットのカスタマイズにはゲーム終盤のコンテンツであるアストレアを一度倒すことでアンロックされる。本作を終盤までやりこんだプレイヤーにとっても、新たな刺激をもたらすアップデートとなりそうだ。
『Astrea: Six-Sided Oracles』は、PC(Steam)向けに配信中。デイリーランと徳義セットを含むカスタマイズアップデートv1.2.0は9月26日に配信予定。