カテゴリー Indie Pick
最前線のインディーゲームを紹介するコーナー。発売され注目を浴びた人気作を紹介するのではなく、発売前や発表されたばかりの原石を読者に伝えるがテーマとなっている。2013年10月からスタートし、すでに600本以上のインディーゲームを紹介してきた
核爆弾が着弾するまでの”60秒間”を描くアーケードサバイバルゲーム『60 Seconds!』
本作は、1950年代に核爆弾が投下された"if"の米国を舞台とする、サバイバルシミュレーションゲームだ。核戦争モノだけでなくゾンビモノなど、終末世界をテーマにしたサバイバルゲームは星の数ほど存在するが、本作は物資収集を短時間に集約することでオリジナリティを狙った作品である。あなたは世界が崩壊するまでの60秒間で、家から何を持っていくだろうか。
ウサギ系モルヒネホラー、一人称視点アドベンチャーゲーム『Morphine』
本作は"ウサギ"をテーマにしたサイコホラーアドベンチャーゲームだ。ストーリーやゲームプレイに関する詳細は一切不明だが、すでにデビュートレイラーが公開されており、トリップ感あふれる演出が確認できる。
“スマホ”を通して現実世界に侵食してくるホラーゲーム『1214』
『Battlefiled 4』などのオンラインマルチプレイヤーゲームや、Microsoftの「Xbox SmartGlass」など、ビデオゲームとスマートフォンの連動は徐々に広がりつつある。本作『1214』は、そんなスマートフォンと連動するデザインに新たな形で挑戦する、PC向けのホラーアドベンチャーゲームだ。
Unreal Engine 4製の”ヴァニラウェア”風2Dアクションゲーム『The Vagrant』
本作の開発を担当するのは、インディーデベロッパーO.T.K Gamesだ。同スタジオは若き3人の開発者によって2014年6月に結成されたばかりのスタジオ。『The Vagrant』は第1弾タイトルとなるが、そうは思えない高いクオリティの2Dビジュアルとアニメーションが特徴だ。
古代種族が残した宇宙基地を運営するSFストラテジーゲーム『Halcyon 6』
開発チームのMassive Damage, Inc.いわく、本作は「ローグライクSFストラテジーサバイバルゲーム」。先月登場した『Orion Trail』など、Kickstarterではここ最近SFストラテジーのプロジェクトが多数登場し成功しており、本作もその流れを継ぐ作品となりそうだ。
銃撃と爆破と筋肉、コマンドー部隊アクションシューター『Kick Ass Commandos』
本作は『Hotline Miami』や『はかいマン』のようなトップビューのシューティングアクションゲームであり、それらをより派手にしたものといったところだ。そこかしこで血肉が炸裂し、爆炎が立ちのぼる。とはいえ、過剰な破壊表現だけでなく、小隊式のパワーアップ仕様など、興味深いデザインも垣間見える作品である。
“質量”を交換して進む協力パズルアクションゲーム『Shift Happens』
本作はローカルCo-opモードがメインの2人協力パズルアクションゲームだ。プレイヤーはゼリー状の人型生物「ビスモ(Bismo)」と「プロム(Plom)」をそれぞれ操作し、"質量"を交換する能力を駆使しながら、各ステージのゴールを目指す。
かわいいロボットが死の灰の世界を歩く 国産アドベンチャーゲーム『Shelter2088』
日本のゲームクリエイターnemk氏が製作した『Shelter2088』を紹介する。卒業制作用に開発されたタイトルであり、Webブラウザ上でプレイ可能なバージョンが公開されている。まだまだ完成にはほど遠い印象だが、クールなビジュアルと魅力的な世界観をすでに構築している作品だ。
未来のバイク「グラインダー」が”くるくる” スコアアタック型レースゲーム『FutureGrind』
一見すると『Trials』シリーズのフォロワーに見えるかもしれないが、開発元のMilkbag Gamesによると、『FutureGrind』は「『Uniracers』が『OlliOlli』と出会った」ような作品だという。未来のバイク車両「グラインダー」をクルクルと回転させ、華麗にトリックを決めるスコアアタック型のタイトルである。
美しき血まみれビジュアル ブルータル2Dアクションゲーム『Slain!』
第72回目は、グロテスクなドットビジュアルが特徴の2Dアクションゲーム『Slain!』を紹介する。インディーゲームでは、2Dアクションゲームは主流のジャンルの1つだが、その中でも『Slain!』はゴア表現をとことんまで追求した作品だ。