カテゴリー Indie Pick

最前線のインディーゲームを紹介するコーナー。発売され注目を浴びた人気作を紹介するのではなく、発売前や発表されたばかりの原石を読者に伝えるがテーマとなっている。2013年10月からスタートし、すでに600本以上のインディーゲームを紹介してきた

核爆弾が着弾するまでの”60秒間”を描くアーケードサバイバルゲーム『60 Seconds!』

本作は、1950年代に核爆弾が投下された"if"の米国を舞台とする、サバイバルシミュレーションゲームだ。核戦争モノだけでなくゾンビモノなど、終末世界をテーマにしたサバイバルゲームは星の数ほど存在するが、本作は物資収集を短時間に集約することでオリジナリティを狙った作品である。あなたは世界が崩壊するまでの60秒間で、家から何を持っていくだろうか。

銃撃と爆破と筋肉、コマンドー部隊アクションシューター『Kick Ass Commandos』

本作は『Hotline Miami』や『はかいマン』のようなトップビューのシューティングアクションゲームであり、それらをより派手にしたものといったところだ。そこかしこで血肉が炸裂し、爆炎が立ちのぼる。とはいえ、過剰な破壊表現だけでなく、小隊式のパワーアップ仕様など、興味深いデザインも垣間見える作品である。

かわいいロボットが死の灰の世界を歩く 国産アドベンチャーゲーム『Shelter2088』

日本のゲームクリエイターnemk氏が製作した『Shelter2088』を紹介する。卒業制作用に開発されたタイトルであり、Webブラウザ上でプレイ可能なバージョンが公開されている。まだまだ完成にはほど遠い印象だが、クールなビジュアルと魅力的な世界観をすでに構築している作品だ。

未来のバイク「グラインダー」が”くるくる” スコアアタック型レースゲーム『FutureGrind』

一見すると『Trials』シリーズのフォロワーに見えるかもしれないが、開発元のMilkbag Gamesによると、『FutureGrind』は「『Uniracers』が『OlliOlli』と出会った」ような作品だという。未来のバイク車両「グラインダー」をクルクルと回転させ、華麗にトリックを決めるスコアアタック型のタイトルである。