『ヤドカリサバイブ』など、最近紹介したインディーゲームをまとめる「振り返りIndie Pick」

 

振り返りIndie Pickは、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2020年1月4日(金)から2020年5月8日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは、すでにSteamで販売開始されている『ヤドカリサバイブ』。個人開発者の雨見基ノ介氏が、殻にこもった自分がヤドカリのようだと思えたことから、ヤドカリをテーマとした本作の制作が始まったという。キュートなドット絵で描かれるヤドカリの冒険を体験してみよう。


『Naked and Afraid: The Game』

パブリッシャー/デベロッパーのUltimate Gamesが、サバイバルゲーム『Naked and Afraid: The Game』をPC向けに開発中だ。本作は、ディスカバリーチャンネルが放送している人気ドキュメンタリー番組「THE NAKED(原題:Naked and Afraid)」の公式ゲームである。

「THE NAKED」は、初対面の男女が辺境の地でサバイバルをおこない、人間が食料なしで生きていられる限界だという21日間を生き抜くことができるか挑戦する番組だ。参加ペアは、それぞれが選択したサバイバルグッズひとつのみを持ち込むことができ、そのほかは水や食料はもちろん、衣服さえも持ち込み不可。全裸のままサバイバルを開始する(紹介記事)。

『タイムロッカー』開発者新作(タイトル不明)

『タイムロッカー』を手がけた個人開発者のOtsuka氏による新作は、プレイヤーがどこに居ても追跡してくる敵を相手に、逃げながら攻略していく2Dアクションゲームだ。主人公は、どこか愛らしいローポリゴンで描かれたクマ。クマは、どういうわけか恐竜たちによって追いかけられているので、ジャンプ、ローリング、手にした銃とジェットパックを駆使して、捕食されないよう対応する。状況に応じて逃げるか、倒すかを選びながら、先へ進んでいくことになる(紹介記事)。

「リズムFPS」(タイトル不明)

開発者Dan Da Rocha氏による「リズムFPS」が開発中だ。SNS上で開発中の映像が公開されている。タイトル名やプラットフォームは明らかにされていないが、リズムゲームとFPSを融合させた作品になるようだ。

映像内では、ゲーム内容の一部を垣間見ることができる。プレイヤーが銃を持ち、重低音が響くハードロックなBGMのリズムに合わせて敵を倒していく。一般的なFPSのように、プレイヤーの好きなタイミングで敵に弾丸を浴びせるわけではなく、画面中央のレティクルに向かって流れてくるノーツに合わせてトリガーを引いていき、そのリズムに合わせた射撃によって敵を倒していくようだ(紹介記事)。

『ヤドカリサバイブ』

『ヤドカリサバイブ』は、個人開発者の雨見基ノ介氏が開発中のUnity製2Dアクションゲーム。やどかりがカラを投げてタコと戦う、ステージクリア型のPC用短編アクションである。舞台となるのは、最近タコに占拠されつつある海の中。主人公は、そんな海の中に住むヤドカリの1匹だ。ヤドカリ村の村長ヤ・ドカリーから、蔓延るタコどもを駆逐して村を救って欲しいと半ば一方的に頼まれた主人公は、カラを背負って単身タコたちとの戦いへ挑む(紹介記事)。すでにSteam版も販売中だ。

『FAITH』

「FAITH: The Unholy Trinity」は、Airdorfが手がけるレトロ風ホラー『FAITH』シリーズ3作品をまとめたもの。クラシックなピクセルアート、不気味さを際立たせるサウンド、怪異と対決するゲームプレイが、悪魔崇拝の蔓延る架空の80年代へと誘う。『FAITH』1作目の舞台は、アメリカ東部コネチカット州郊外の森にあるマーティン家。1年前、主人公の神父ともう1人の神父が共に悪魔憑き事件の調査に訪れ、しかし生きて帰ってきたのは2人だけだったという因縁の場所だ。1987年9月21日、再びマーティン家を訪れた若き神父は、十字架を片手に悪魔と相対し、悪夢を終わらせようと奮闘する(紹介記事)。

『Ronin 2072』

『Ronin 2072』は元サムライの暗殺者が、ネオ東京の夜を駆けるサイバーパンクアクションゲーム。アメリカのインディーゲームデベロッパーCriminal Gamesが、Unreal Engine 4を採用して開発中の作品である。本作の舞台は、レイヤードシティと呼ばれるネオ東京の都市。主人公は、もともとは主君の居ない侍だった。ある日、暗殺者へと転職して、契約にしたがい、街の不浄を一掃する任務を請け負い戦いを繰り広げる。戦いのロケーションとしては、ギャングやホームレスによって占拠され、一般市民が近寄らないようなビルなどのロケーションが用意されているそうだ(紹介記事)。