ロボットアクション『Mecha Knights: Nightmare』開発中。愛用機「Mobile Armor」をカスタマイズし搭乗、敵に立ち向かう

まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第644回は『Mecha Knights: Nightmare』を紹介する。『Mecha Knights: Nightmare』は、カスタマイズ可能なロボットに搭乗し、クリーチャーを相手に戦うメカアクションシューティングゲームだ。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第644回は『Mecha Knights: Nightmare』を紹介する。

『Mecha Knights: Nightmare』は、カスタマイズ可能なロボットに搭乗し、クリーチャーを相手に戦うメカアクションシューティングゲームだ。舞台となるのは、第二次冷戦がピークを迎えた2049年。N.A.T.Oとロシア中国同盟間で全面衝突が起こりつつある中、突如悪夢のようなクリーチャーたちが現れ、終末戦争が幕を開ける。プレイヤーはN.A.T.Oのアメリカ人パイロットイーサンとして、世界が恐怖に苛まれ混沌に染まりつつある状況で、カスタマイズ可能なメカ「Mobile Armor」を駆り、人類生存のため戦うこととなる。

シングルプレイヤー用キャンペーンに用意されているミッション数は20。戦闘を通じて武器やリソースを獲得し、「Mobile Armor」のアップグレードとカスタマイズを行いながら、大規模な作戦へ参加しモンスターとの終わりなき戦いに身を投じていく。「Mobile Armor」には20以上のカスタマイズ要素がある。火炎放射器やガトリングガンを2丁装備した接近戦仕様。連射可能な長距離用ライフルを搭載した特殊仕様。遠近両方に対応した汎用仕様にすることももちろん可能。火器のカスタマイズだけでなく、地雷処理機やエアサポーターモジュール、兵器の冷却システムといったパーツも用意されているそうだ。

Twitter上に公開されている動画では、戦場となった市街地をオーバーブーストを吹かして走り、ガトリングガンを掃射する様子が映されている。空中をハイスピードで飛び回るタイプの高速なロボットアクションではなく、重量感のある機体を操り地上で戦うゲームとなるのかもしれない。

『Mecha Knights: Nightmare』は、ポーランド在住のDamian Kubiak氏が、自身がずっとプレイしたかったというメカのゲームを、Unityを使って1人で開発している情熱的な作品だ。Steamのストアページでは、『アーマード・コア』シリーズや『フロントミッション』シリーズ、『地球防衛軍』シリーズなどの要素を組み合わせ、『マヴ・ラブ』や『Blue Genmder』などのような終末戦争をテーマにしたいと思っていたと語っており、プレイヤーだけが戦うのではなく、作戦に参加している味方と共に大量の敵と戦うゲームになるという。

また、本作の内容そのものや上記の作品群からも伝わってくるが、氏が自身のTwitter上でガンプラの画像を掲載していることからもロボット好きなことが窺える。メカへの拘りが反映された作品となっていることだろう。『Mecha Knights: Nightmare』は、Steam向けに2020年秋発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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