「ゴルフ場」をつくりあげる経営SLG『Resort Boss: Golf』2019年2月にSteam早期アクセス配信開始へ。五つ星ゴルフ場を目指せ

今回Indie Pickで紹介するのは『Resort Boss: Golf』だ。『Resort Boss: Golf』は、リゾート地にてゴルフ場の経営者となるシミュレーションゲームだ。フェアウェイからバンカー、グリーンなど自在に設計する。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第594回目は『Resort Boss: Golf』を紹介する。

『Resort Boss: Golf』は、リゾート地にてゴルフ場の経営者となるシミュレーションゲームだ。フェアウェイからバンカー、グリーンなど自在に設計する。プレイヤーは地形のデザインも可能。傾斜を調整し、木々を植えて湖を作り、楽しめるゴルフコースを作り上げるのだ。装飾にこだわりリッチな雰囲気を演出するもよし、自然だらけの荒涼としたコースに仕上げるのもよし。ゴルフクラブを設置することで、ゴルフ場を完成させる。もちろん、ゴルフクラブもコースの雰囲気に合わせてカスタマイズ可能。

遊びごたえがあるだけでなく、儲かるゴルフ場作りを進めなければならない。レストランやホテルにショップ。リゾート地にふさわしい場所にするためには、施設を増やし賑やかさを演出する必要があるだろう。ラインナップから利用料金をチェックして、ふさわしい価格設定を見定める。施設を設置すれば、スタッフを割り当てよう。人件費をコントロールして経営状態をしっかりと把握し、安定した財務状況を維持するのだ。

できたゴルフ場を実際に歩き、雰囲気を確かめてみるのもいいだろう。実際にコースでゴルフをすることもでき、難易度や設計を自身の手で確かめることもできる。利用者からはフィードバックが寄せられるので、それを参考にゴルフ場を変化させていく。そうして最終的には、多くのリッチな人々に愛される、五つ星のVIPゴルフ場を目指すのだ。

本作はゴルフというスポーツに焦点を当てつつ経営も楽しめるというタイトルだ。グラフィックはボクセルベースのキュートなグラフィックながら、装飾や建物など外観に関するカスタマイズは多彩。ゴルフは奥深いスポーツなので、芝のコンディションやグリーンの傾斜など、どこまでゴルフ部分にこだわられているのか気になるところ。ゴルフパートもそれなりに楽しめるつくりになっているならば、ゴルフファン・経営SLGファンともに遊び込める作品になるだろう。

パブリッシャーであるExcalibur Gamesは、『Shoppe Keep 2』などを代表に、日本語展開について積極的な会社。日本語に対応して発売されることに期待したいところだ。予定している早期アクセス期間は数か月。フィードバックを参考にコンテンツの追加をおこなっていくとのこと。正式リリース後は、ゲームの価格を引き上げるとされている。

『Resort Boss: Golf』は2019年2月8日に、Steamにて早期アクセス配信予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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