飢餓や狂気とも戦うローグライク・ダンジョンRPG『Stoneshard』開発中。主人公が死ねば仲間へバトンタッチ、日本語対応予定

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第527回目は『Stoneshard』を紹介する。

スポンサーリンク

本作はターン制のローグライクRPGだ。プレイヤーはキャラバンを率いて旅する一介の傭兵となり、志を同じくする仲間を集めて、崩壊寸前の故郷を救うべく戦いの日々を送ることとなる。マップは自動生成され、死亡したキャラクターが二度と復活しない、いわゆる「パーマデス」ルールを採用している。

本作の特徴は、操作キャラが死亡しても仲間さえ生き残っていれば、ゲームの進捗はそのままに操作キャラを変更してプレイを続行できる点だ。一般的なローグライクゲームでは、主人公が死ぬとそこで終わってしまうものが多いが、本作はそのまま続けることができる。しかし続けられるからといって、難易度が易しいとは限らない。戦いでの敗北だけでなく飢えや渇き、病に恐怖に狂気と、死に至る要因は非常に多いからだ。仲間たちの死を乗り越え、運命に抗い続けたものだけが故郷に平和をもたらすことが出来るのだ。

舞台となるのはアルドール王国。かつては栄えた大国だったが、エルフ王国に無謀な戦争を挑み大敗を喫した。今や繁栄していた頃の面影はなく、オークとその敵対種族の移民により王国は分断され、群雄割拠の戦国時代と化した。安全を保障するのは力のみ。プレイヤーはそんな世紀末的な世界を、占領された村々を解放しながら旅することとなる。

スポンサーリンク

プレイヤーが操作することとなるキャラクターのクラスは、3つの種族(人間、ドワーフ、エルフ)と4つのアーキタイプ(ウォリアー、ローグ、レンジャー、ソーサラー)の組み合わせによって決定される。例えば人間のウォリアーなら「ナイト」、ドワーフのウォリアーなら「バーサーカー」といった具合だ。これらのクラスは単に呼び名が違うだけでなく、異なる初期スキル、固有の能力(バーサーカーは痛みのレベルに応じて高ダメージを叩きだし、シャドウは敵から発見され難いなど)を持つ。つまり3種族×4アーキタイプの12クラスが存在するということになる。一方で、クラスによる装備の制限はなく、たとえば両手斧を持ち呪文を唱えることも可能なようだ。

キャラクターを作成したら、キャラバンを率いて旅を始めよう。旅を続けていると友好的な人々と出会うことがある。彼らを説得し、キャラバンの仲間へと引き入れよう。仲間はいわゆる残機の役割を果たすため、可能な限りスカウトした方が良いだろう。なお、どのようにプレイに関係してくるかは不明ながら、仲間にはそれぞれの目的、意思があるようだ。また、彼らは士気が下がると仲間同士で喧嘩を始めることもあるため、士気は常に高く保つ必要があるという。

いずれ遭遇するであろう強敵との戦いで生き延びるためには、良い装備は欠かせない。武器や防具、アイテムは莫大な数が存在するという。装備にはコモンやレアといったランクが存在し、ランクに比例して性能は高く(あるいは低く)なる。また、コモンより上のランクのアイテムには特別な効果がランダムで付与される。効果は単純に追加ダメージを与えるものから、相手のヘルスやマナを吸収するといった特殊なものまで幅広い。最高の装備を求めて遺跡や洞窟といったダンジョンを繰り返し探索するのも一興だろう。装備には耐久度の概念がある。耐久度がゼロになっても破壊されることはないが、性能が落ちていくため定期的な修理が必要となるようだ。

冒険を重ねるほどに死の危険も大きくなる。飢えや渇きはもちろん、戦闘で大きなダメージを受けると手足に重傷が残ることもある。また、キャラクターには正気度も設定されており、暗闇に潜む奇怪なモンスターや、頭部の損傷は神経を消耗させるだろう。占領された村の開放や、神々への奉仕と恩恵などまだまだ詳細が明らかになっていないシステムも多い本作だが、ハードなローグライク好きには挑戦し甲斐のある一本となるのではないだろうか。

本作の開発を手がけるのは、ロシアのインディーデベロッパーInk Stains games。Steamにてステルスガンアクション『12 is Better Than 6』をリリースした過去を持つ。高難易度で戦略を求められるゲームプレイはユーザーから高い評価を得た。本作でもハードコアなゲームデザインが楽しめそうだ。

『Stoneshard』の対象プラットフォームはPC(Steam)で、2018年中に早期アクセスでのリリースを予定している。Steamストアページによると日本語にも対応予定のようだ。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog