数十億体のゾンビから居住地を守る運営ストラテジー『They Are Billions』正式発表。スチームパンク世界で不死者を撃退せよ

Numantian Gamesは、ストラテジーゲーム『They Are Billions』を正式発表した。本作は数十億体ものゾンビがうごめくポストアポカリプスの世界を舞台としたスチームパンクテーマのタイトルだ。プレイヤーは生き残った生存者たちを指揮し、彼らの攻撃にも耐えうる居住地を運営し、ふたたび人類繁栄の地を築き上げなければならない。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第440回目は『They Are Billions』を紹介する。Numantian Gamesは、ストラテジーゲーム『They Are Billions』を正式発表した。本作は数十億体ものゾンビがうごめくポストアポカリプスの世界を舞台としたスチームパンクテーマのタイトルだ。プレイヤーは生き残った生存者たちを指揮し、彼らの攻撃にも耐えうる居住地を運営し、ふたたび人類繁栄の地を築き上げなければならない。

※まず最初に、本作はリアルタイムストラテジー(RTS)的なゲームデザインを採用しているが、ゲーム中はポーズ機能が使えるので、その点は心配しなくてもよい

プレイヤーは数少ない生存者を率いて、居住地を建設・運営していくことになる。彼らの食料を確保しつつ、木材や石材に鉄、石油といったさまざまな資源を集めていかなければならない。集めた資源を消費して発電所や工場などを設立することで、さらに居住地は発展していく。

居住地の運営において最大の敵となるのはもちろん、外の世界でうごめくゾンビたちだ。『They Are Billions』はカスタムゲームエンジンを採用しており、最大で2万体のゾンビたちがリアルタイムで襲いかかるという。彼らは音を聞いたり匂いをかぎつけて人々を襲い、もちろん襲われた居住地の住民たちはゾンビへと変化して、次の被害者を生みだしてしまう。城壁を巡らせ衛兵たちを増強し、ネズミ一匹通さないような強固な要塞を作ることが重要になるだろう

なお本作には、ストーリーやミッション要素を組み込んだ「キャンペーンモード」と、自動生成された世界で居住地を100日のあいだ維持する「サバイバルモード」が用意されている。現在すでにSteamストアページが公開されており、リリースは2017年秋を予定しているようだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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