ピクセルアートで描かれるキュートなRPG『Pixel Princess Blitz』など、今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめる「Weekly Indie Pick」
「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。2017年1月6日(金)から1月13日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。
今回の注目タイトルは『Pixel Princess Blitz(ピクセル・プリンセス・ブリッツ)』だ。『Pixel Princess Blitz』はテーブルトークとローグライク、さらにはアクションなどをかけあわせたRPGとなっている。タイトルに「ピクセル」というワードがあるように、ピクセルアートにかなり力が入れられている印象でもある。かわいらしいキャラが滑らかに動く2Dアニメーションは必見。開発者は日本語のサポートを公言しており、今後の展開が楽しみだ。
AV-Runner
https://www.youtube.com/watch?v=GB2GH0r9–I
『AV-Runner』はさまざまなパルクールアクションを駆使してステージを駆け抜けるスピードランタイプのアクションゲームだ。Unreal Engine 4で構築された無機質な世界を一人称視点で走るゲームプレイは、同じくパルクールを題材にした人気タイトル『Mirror’s Edge』を強く連想させる。プレイヤーはステージ内に設置されたチェックポイントである光の柱を順に通過して走り、ゴール地点の光の柱を目指す。道中にはオレンジ色の「Virion」と呼ばれるアイテムがいくつも設置されており、このアイテムの獲得数がスコアとなり、ゴールまでにかかったタイムとともに記録される。ジャンプやウォールランニング、スライディング、あるいはフェンスを乗り越えるといったパルクールアクションをスムーズに繋げていくことによって、よりスピードに乗って走ることができる。(紹介記事)
CUBOTS
『CUBOTS』は正方形の板の上に作られたポップな箱庭の中でキューブを転がすパズルゲームだ。「グレーと白色のキューブ」を操作し、「青いキューブ」を指定のゴール地点まで押していくとステージクリアといういたってシンプルな内容となっている。ゲーム中にはさらにほかの色のキューブも登場する。「緑色のキューブ」は宙に浮くことができる能力を持っていて、任意のタイミングで地面に降ろすことができる。これを使えば自キューブが行くことはできない場所のスイッチを押すことが可能だ。また「赤色のキューブ」は水に入れても平気なため、川を渡りたい時には橋の役目をさせることができる。本作には「Forest」「Desert」「Iceland」の3種類の環境のマップがあり、ステージは50種類以上が用意される。(紹介記事)
The Signal From Tölva
『The Signal From Tölva』はオープンワールドのシューティングゲームだ。プレイヤーは遠く離れた惑星から衛星通信を利用することでロボットを操作。物語の舞台となる惑星「Tölva」に放棄されたバンカーや宇宙船から発せられている信号の謎を探ることとなる。Tölvaにはさまざまなロボットが暮らしている。友好的で危害を加えないものから、好戦的ですぐに攻撃を仕掛けてくるものまで幅広い。プレイヤーは直接操作するロボットだけでなく、周囲にいる味方ロボットも操ることができる。新たなロボットを作り出してチームを組むことで、ダンジョンの攻略や戦闘が容易になる。(紹介記事)
Night Lights
『Night Lights』は「光と影」を題材にした2Dパズルゲーム。舞台となるのは影の世界。サーチライトの光に照らされた場所だけが暖かみのあるオレンジ色に輝き、影の世界で見えている足場やオブジェクトの一部は光を当てることで消えてしまう。この性質を活かし、高地の足場にサーチライトを当てることでアイテムを落下させたり、ライトを建物に向けることで壁を消したりすることができる。光源となるものはサーチライトだけではなく、操作キャラクターの頭についた電球も活用できる。光源以外にもボックス、スイッチ、ハシゴといったオブジェクトを利用しながらパズルを解いていく。(紹介記事)
Freeman: Star Edge
『Freeman: Star Edge』はKK Game Studioが開発するオープンワールド型の3人称視点アクションだ。プレイヤーは銀河の果てに追いやられた追放者として惑星間を旅する。複数の惑星間をまたがるオープンユニバース型の世界が本作の特徴といえるだろう。ネオンが輝く未来都市、凍りついた古代文明の遺跡、エイリアンの生息地、世紀末な無法地帯、宇宙ステーションなどロケーションは豊富だ。戦闘は近接武器と銃器を扱ったベーシックな3人称視点アクションである。プレイヤーキャラクター1人で戦うのではなく、複数のNPCと分隊を組める。各メンバーの装備品やスキルセットを管理しながら野生動物やエイリアンを倒していく。(紹介記事)
Tooth and Tail
『Toothe and Tail』は初代『Comand and Conquer』のようなクラシカルな対戦型RTSを目指している作品だ。プレイヤーはマップ上に風車型の拠点(Mill)を建て、拠点周辺で生産した食料を消費してユニットを確保し、敵軍の拠点をすべて破壊することを目指す。本作はユニットの操作量や指さばきよりも戦略性に重きを置いており、その特徴としてプレイヤーが操作できるのは1匹の指揮官のみとなっている。操作形態も非常にシンプルで、ゲーム中で使用するキー数は少なく、コントローラで遊ぶこともできる。開発はステルス2Dアクションゲーム『Monaco』のPcoketwatch Gamesが担当しており、童話的でコミカルな2Dドットビジュアルだけでなく、ゲームプレイのクオリティにも期待できそうだ。(紹介記事)
ピクセル・プリンセス・ブリッツ
『ピクセル・プリンセス・ブリッツ』は、テーブルトークやローグライク、アクションといった複数のジャンルが絡み合う意欲的なRPGだ。フィールド移動によって冒険し、ダンジョン探索を繰り返しながら主人公「Kuruna」を成長させ旅を続けていくことが本作の目的となる。フィールドでは体調管理が重要になる。Kurunaが死んでしまうと初めからやり直しになってしまうので、うまく彼女の体力ゲージや飢餓ゲージに気を配りながら探索していこう。イベントの経過やダンジョンを発見することで画面が切り替わり、見下ろし視点のアクションパートが始まる。ダンジョンは危険に満ちており、多くの罠や敵が待ち受ける。現在Kickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンが実施されているので、気になった方はチェックしてみてほしい。(紹介記事)