SFシューティング『CHORUS』日本語デモを先行プレイ。悪の組織出身、超能力持ちパイロットの贖罪の旅

パブリッシャーのKoch Mediaより、宇宙を舞台とする3Dシューティングゲーム『CHORUS(コーラス)』日本語版が、2022年2月10日にリリースされる。本稿では、日本語版デモの先行プレイでの体験を元に、ゲーム紹介と攻略のポイントをお届けする。 

パブリッシャーのKoch Mediaより、宇宙を舞台とする3Dシューティングゲーム『CHORUS(コーラス)』の日本語版が、2022年2月10日にリリースされる。現在各店舗やオンラインストアにて予約受付中。また海外版は12月4日にリリースされている。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One。この度、リリースにさきがけてデモ版をプレイすることができた。本稿では、日本語版デモの先行プレイでの体験を元に、ゲーム紹介と攻略のポイントをお届けする。 
 

 
『CHORUS(コーラス)』は、3Dシューティングゲーム。宇宙を支配する闇のカルト集団「サークル」を抜けた主人公ナラが、意思のある戦闘機フォーセイクンとともに、サークルを倒すために戦う物語が描かれる。ナラの特殊能力「ライト」を駆使して、広大な宇宙を駆け巡ろう。 
 

 

 

ゲーム紹介 

主人公のナラは、闇のカルト集団「サークル」の、元主要メンバー。組織の指導者「偉大なる預言者」の右腕として、サークルが宇宙の支配を拡大していくことに貢献していた。ナラが組織を抜けるきっかけとなったのは、ニミカ・プライムという星を襲撃する任務だ。星が破壊され、多くの一般人が命を落とすのを目の当たりにしたナラは、罪の意識に囚われる。ニミカ・プライム滅亡の後にサークルを抜けたナラは、サークルを倒すために立ち上がった。 

 

 
ゲームの流れとしては、探索パートとミッションパートを行き来して進めていく。ミッションには、ゲームを進めるためのストーリーミッションと、サブミッションがある。探索パートでは、宇宙空間を自由に飛び回り、ミッションパートでは、画面に表示される小目標を達成して進めていく。ミッションには、敵との戦闘の他に、特定ターゲットの捜索や破壊などがある。 

本作の特徴として、ナラの特殊能力を駆使したユニークな飛行方法がある。ナラは「ライト」と呼ばれる特殊な能力をもっており、その種類は多岐にわたる。たとえば、物体の痕跡や人の記憶をたどることができるセンサー能力や、ドリフト、短距離ワープなどの能力だ。ライトの種類は、ストーリーが進むごとに増える。また、条件を満たすとアップグレードも可能なようだ。 

ライトは、エネルギーゲージと呼ばれる専用のゲージを消費して使用する。ライトの種類によって、ゲージの消費量が異なっているため、使いすぎには注意が必要だ。なお、エネルギーゲージは一定時間で自動回復する。
 

 
ナラとともに戦う戦闘機フォーセイクンには、3種類の武器が搭載されている。ガトリング、ミサイル、レーザーの3種だ。これらを、状況によって使い分けることが重要だ。また、武器や機体はカスタマイズすることができる。探索中に手に入れたアイテムや、ショップで購入した武器やパーツを使って、好みの調整に仕上げよう。 

 
ミッション攻略のポイント 

筆者が本作のデモ版をプレイし、何度もやられた末、戦闘ミッション攻略に重要と感じた2つのポイントがある。まずは、敵の攻撃を回避すること。そして、3種類の武器を使い分けることだ。シンプルなようで、瞬時に対応するのが難しい。回避方法と的確な攻撃手段が身につけば、ゲームを進めやすくなるだろう。 
 

 
まずは、回避の重要性について。本作では、ミッションが開始すると、小目標が表示される。小目標を達成していけばミッションクリアとなるのだが、小目標に掲げられたターゲットが見つけづらい場合がある。そういった場合には、周りの状況を把握するためにも、とにかく生き残ることが大切だ。しかし、敵の攻撃が避けづらく、ただ動いているだけではすぐに体力を削られてしまう。 

なるべく攻撃を回避するためには、ナラの特殊能力「ライト」を活用すると良い。ライトの中でも、ライト・オブ・ハントという短距離ワープ能力が便利だ。ライト・オブ・ハントは、敵に向かって使用すると、敵の背後につくことができる。この能力は、使用時点でのフォーセイクンの進行方向に関わらない。つまり、敵を追っている状態で発動しても、向き合っている状態で発動しても、一瞬で敵の背後に回れるのだ。ワープして回避しつつ、攻撃態勢に入ることができる一石二鳥のライトだ。 

なお、ライト・オブ・ハントはエネルギーゲージを消費するため、何度も連続して使うことはできない。ゲージ消費なしで使用できるドリフト・トランス(ドリフト能力)などと併用しながら使おう。ライトの使い時がわかってくると、受けるダメージを抑えつつ、敵を倒すことができるようになるだろう。 
 

 
次に、武器の使い分けについて。武器の種類は、ガトリング、ミサイル、レーザーの3種。素早い敵にはガトリング、シールド破壊にはレーザーが有効だ。ミサイルは火力こそ高いが、動き回る敵には当てにくい。ミッション開始時に敵の弱点が表示される場合があるので、基本的には弱点属性の武器を使用すると良い。しかし、「ミサイルが弱点と思われる敵がシールドを展開している」といった場合もあり、その場合は、レーザーでシールドを破壊してからミサイルで攻撃するとスムーズに倒すことができる。 

前述のとおり、戦闘ミッションではとにかく回避しなければやられてしまうため、頻繁に進行方向を変えながら動き回ることが予想される。ハイスピードで飛行しながら、ワープ中のちょっとした無敵時間などを使って、敵に対して有効な武器に切り替えながら戦おう。 
 

 
『CHORUS(コーラス)』日本語版は、2022年2月10日発売。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One。PlayStation 5/PlayStation 4は各店舗にてパッケージ版予約受付中。その他プラットフォームについても、ダウンロード版の予約を受け付けている。なお、Steam/EpicGamesストア版に関しては、主に欧米向けとして12月4日にリリースされているが、日本語対応は2022年2月10日開始予定だ。 

Maho Ikemi
Maho Ikemi

ニュースを担当します。物心ついた時にはゲームに囲まれていました。この先もゲームとともに楽しく過ごしたいと思っています。

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