『モンスターハンターワールド:アイスボーン』作りこまれたアイルーたちの演出を紹介。拠点で働くアイルー/テトルーの恋愛模様/温泉に入るボワボワなど


モンスターハンターワールド:アイスボーン』は、『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツとして9月6日に発売されたハンティングアクションゲーム。ティガレックスなどの過去作における人気モンスターが登場し、広大な新フィールド「渡りの凍て地」も追加された。

そんな『モンスターハンターワールド:アイスボーン』では、充実した狩りの要素だけでなく新拠点「セリエナ」で働くアイルーやフィールド中の獣人族の演出の作りこみもSNSを中心にして注目を集めた。今回は拠点のアイルーや、サイドクエスト「観察依頼」をこなすことで見ることができるテトルーやガジャプーの行動を中心に撮影したものを紹介していきたい。モンスターハントの息抜きにぜひ参考にしていただければと思う。

テトルーの恋愛模様

雨の日の古代樹の森ではテトルーたちの恋愛模様を見ることができる。上の動画は 観察依頼「雨降って、恋固まる?」の様子で、オスのテトルーがメスをナンパしていると別のオスが現れて威嚇される。ナンパが失敗して雨の中でうなだれていると別のメスが現れる。うなだれるテトルーの肩を叩いて傘に入れてほしそうな素振りを見せており、オスが傘を差し出して相合い傘になってハッピーエンドに……というお話。

観察依頼「雨降って、恋固まる?」は、森のかご族との友好度を7以上まで上げ、観察依頼を1から3までクリアすると解放されるため、下準備に時間がかかるかもしれない。古代樹の森に雨が降っているとき、エリア4か6で観察できる。この話のパターンは4つほどあり、テトルーが一人で泣いているだけ/泣いているところにメスのテトルーが傘を持ってきてくれる/ナンパに失敗して泣いている/動画のナンパに失敗して泣いているところにメスのテトルーが傘に入る、というパターンが確認できた。オマケ要素ではあるがかなり丁寧に作られた劇なので一見の価値は十分にあるはずだ。

拠点で粉を混ぜるアイルー

氷の凍て地に建設された新拠点「セリエナ」は、アステラに比べて多くのアイルーが働いていて、こちらの動画のアイルーもその一匹。食堂エリアで七味唐辛子っぽいものを混ぜては袋に詰めている。頑張って粉を混ぜたあと、唐辛子のにおいをかいで鼻がむずがゆくなったのか、くしゃみをして粉が全部飛び散ってしまう。くしゃみをしたあとすり鉢を見て唐辛子が無いことに驚き、目がぱっちり開いた顔を見ていただきたい。

 

チャンバラをするテトルー

観察依頼「昼の鍛錬」が解放されたあと、時間は昼、大蟻塚の台地エリア6か9で撮影できる。荒地のまもり族のテトルー二匹が剣で特訓している。つばぜり合いのあと目が回ってこけてしまうのが可愛らしい。観察できる条件は観察依頼5と6をクリアした状態であること大蟻塚の台地が晴れていること、時間帯が昼であることであまりシビアな条件ではない。余裕があれば行ってみよう。

 

びっくりするテトルー

観察依頼「鞄の中身はなんでしょう」は大蟻塚の台地のテトルーと仲良くなってキャンプに戻って観察できる演出。荒地のまもり族とオトモダチになっていればクエストを解放できる。ハンターのオトモアイルーが荷物をあさっている姿をテトルーが興味津々で観察しており、アイルーが急に荷物袋から飛び出すのでテトルーもびっくりしてしまう。

 

魚に食べられるテトルー

観察依頼「食うか食われるか」は瘴気の谷のエリア12か15で撮影できる。解放条件は観察依頼11から13をクリアした状態で、オトモ道具のブンドリ刀をLv.5以上にしておく必要がある。観察できる時間帯は夜で酸の雨が降っているとき限定で見ることができるイベントとなっており、引き当てるのが少し難しいかもしれない。テトルーは最初のんびり魚釣りをしている。テトルーが魚が引っかかった釣り竿を引いていると、巨大魚が飛び出しテトルーをくわえて水中に引きずり込んでいってしまい、そのまま戻ってこない。厳しい自然の中で生きるテトルーたちの宿命かもしれないが、弱肉強食の残酷さを感じさせる。ほのぼのとしたほかの観察依頼とは根本的に方向性が異なる演出となっている。

 

翼竜につかまるガジャブー

観察依頼「空を行くガジャブー」は龍結晶のエリア1で撮影したため、真下に溶岩が流れていてなかなか危なっかしい。こちらの観察依頼は、昼の龍結晶の地のエリア1,8,11で見ることができる。解放条件である観察依頼15と16を条件を1つ以上満たしてクリアしてさえいれば、観察条件はそれほど厳しくないはずだ。

 

ポポにのるボワボワ

この観察依頼「うごけうごけ」は渡りの凍て地のエリア2と7で観察できる。ボワボワとオトモダチにさえなっていれば観察可能だ。痕跡集めなどでよく使うルートにいるのですでに知っている方も多いかもしれない。獣人族のボワボワが草食動物のポポを動かそうとして乗っては転げ落ちる、という行動を繰り返している。ボワボワが背中の上で暴れてもポポは全然気にしていない様子。

 

温泉に入るボワボワ

ボワボワがフードを取ったときのナマケモノのような見ために驚かされる。ボワボワは『モンスターハンターワールド:アイスボーン』から追加された獣人族で、仲良くなれば狩りの手伝いもしてくれる。普段は毛皮のフードをかぶっていて、フードの中は真っ暗で黄色く光る眼が覗いている。こちらの観察依頼「一糸纏わず」は吹雪の夜に渡りの凍て地の温泉エリア2か17に行くと見ることが可能。この依頼の解放条件は観察依頼18と19を条件を1つ以上満たしてクリアすることとなっている。ボワボワがフードを取り外せるのも意外だが、真っ黒な顔に口には鋭い歯、ギラギラ光る眼とボワボワの顔は衝撃的。同じく仮面から黄色く光る眼が覗いているガジャブーも、もしかすると仮面をとるとこんな顔をしているのではないだろうか。ボワボワが温泉に入って疲れを癒す姿は、ちょっと怖い見た目とのギャップもあり可愛らしく感じられる。周りをよちよち歩くギンセンザルにも注目していただきたい。