『Dead by Daylight』新サバイバー「アダム・フランシス」の固有パークと既存のパークを組み合わせて、仲間に貢献する方法を解説

先月9月19日、マルチプレイ型ホラーゲーム『Dead by Daylight』のDLC「Shattered Bloodline」がリリースされ、新たなキラー「スピリット」、サバイバー「アダム・フランシス」が追加された。「Shattered Bloodline」は本作の第9チャプターに位置し、日本をテーマにした内容になっている。本作は個性的なキャラクターが揃っていることも魅力の一つであることから、日本に縁があるキャラクターに対する、日本人プレイヤーの注目度は高いのではないだろうか。

現時点でキラー、サバイバー合わせて、27体登場しており、キャラクターの選択肢は非常に多い。さらに、各キャラクターには固有パークという習得可能な能力が3つずつ用意されているため、パーク構成の選択肢も非常に豊富である。それぞれのパークを組み合わせることによって、どのような相乗効果が生まれるのか、考える楽しみがあるだろう。ただし、その選択肢の多さから初心者にはどのパークを組み合わせればいいのか、迷ってしまうこともあるのではないだろうか。本稿では「Shattered Bloodline」で追加された、サバイバー「アダム・フランシス」の固有パークと既存のパークを組み合わせた、初心者にもおすすめのパーク構成について、ゲーム実況主のいっしょうさんに解説を行っていただいた。また、いっしょうさんによる、初心者向けの練習法や、特定のキラー対策についてのアドバイスを掲載している。また、キラー「スピリット」のパーク構成、立ち回り解説記事についてはこちらを参考にしていただければ幸いである(関連記事)。

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「アダム・フランシス」はジャマイカのキングストン出身のサバイバーである。日本で教師をしており、教育に関する献身的な姿勢への評価が高いという設定がある。そういった人間性が反映されているためか、「アダム・フランシス」の固有パークは他のサバイバーに関わることで大きな効果を発揮するものが多い。今回、参考にするいっしょうさんの解説に登場する、「アダム・フランシス」の固有パークは「解放」と「独学者」である。

アダム・フランシスの固有パーク「解放」は他のサバイバーを安全に救助すると、自身がフックに吊るされた時に、100%の確率でフックから自力で脱出できるようになるという効果がある。安全に救助する、というのは救助されたサバイバーがその後10秒間、這いずり状態にならないことを指すため、無理に救助しないよう注意が必要になる。パーク「独学者」はマッチ開始時点、他のサバイバーの治療中に発生するスキルチェックによる、治療進行度ボーナスがマイナス25%になる代わりに、その後のスキルチェックを成功させるたびに進行度ボーナスが15%ずつ上昇していくという。「独学者」はレアリティによって、溜められるトークン(スキルチェックを成功させるたびに上がるレベルのようなもの)が3/4/5と変化するため、最大でスキルチェックを成功させると治療進行度ボーナスを50%得ることが可能になる。また、「アダム・フランシス」にはもう一つ、「陽動」という固有パークがある。上の動画には登場してはいないものの、「陽動」はキラーの心音範囲に40秒間滞在することで、キラーの騒音を通知する小石を投げることができるようになる、という効果がある。「陽動」の使い方や、コツなどは後半のいっしょうさんからのアドバイスで紹介しているので、そちらを参考に。

残る二つのパークは「きっとやり遂げる」と「デッド・ハード」となっている。「きっとやり遂げる」は他のサバイバーをフック救出後、治療速度が上昇する効果がある。「デッド・ハード」は負傷時に前方へダッシュする効果があり、その効果中は攻撃されてもダメージを追わない。今回のパーク構成は、フックに吊るされたサバイバーを救助することで「解放」の発動条件を満たしつつ、「きっとやり遂げる」と「独学者」の組み合わせで、他のサバイバーを高速で治療する、という狙いがあるといっしょうさんは語る。

また、動画ではキラー「ナース」に追われていたが、負傷させられても「デッド・ハード」で振り切ったり、長時間チェイスに持ち込むことも可能である。そして、仮に自身がフックに吊るされても、「解放」の発動条件を満たしていれば、自力でフックから脱出が可能になる。これらのことから、今回のパーク構成はキラーの注意を逸らし、自身が囮としても活躍できる側面があるという。つまり、自分がキラーを引きつけ、チェイスを行えば、他のサバイバーが発電機の修理をする時間を稼ぐことになる。各マッチングにおいて、自覚しているかどうかは別にして、サバイバーの誰かが、多かれ少なかれその役目を担っていることになる。通常、囮はフックに吊るされると仲間の救助を待つしかないが、「Shattered Bloodline」から新たに「解放」が追加されたことによって、囮となるサバイバーも最悪の事態を避けやすくなったと言えるだろう。

下の動画は、フックに吊るされた直後のシーンから始まる。すでに「解放」の発動条件を満たしているため、その後すぐに自力で脱出している。修理が必要な発電機は残り一つであることと、サバイバー側の状況が厳しいことから、非常に効果的なタイミングであったことが伺える。

今回のパーク構成は上述したように、他のサバイバーの救助と治療を行うことと、他のサバイバーが発電機を修理する時間を稼ぐことを目的としたものである。もちろん、ほかにも「アダム・フランシス」の固有パークを活かしたパーク構成は多くあると思われる。そういった、他のパークとの組み合わせや、おすすめの立ち回りなどをいっしょうさんに解説していただいた。

――今回、「アダム・フランシス」の固有パーク「解放」と「独学者」に、「きっとやり遂げる」と「デッド・ハード」を組み合わせていましたが、その他に組み合わせると強力なパークを教えてください。

「独学者」は「植物学の知識」と組み合わせると効果が高いでしょう。他のサバイバーの治療速度を「独学者」と「植物学の知識」の効果で上昇させることが目的です。また、「セルフケア」と「植物学の知識」を組み合わせることで、自身の治療にも高い効果があります。

――今回、動画では紹介されていなかった、「アダム・フランシス」の固有パーク「陽動」を上手く使うコツや、注意点などを教えてください。

「陽動」が本当に活きるのは、キラーと一対一になった状況下だと思われます。例えば、ハッチから脱出できるシチュエーションにおいて、キラーにハッチで待機されていたとしても、「陽動」で気をひくことができます。また、脱出ゲートで待機されている場合でも活躍すると思われます。

――「解放」は上手に使えると強力なパークですが、自力脱出する場合、どのようなことに気をつけると良いでしょうか。

「解放」は、仲間を救出しないと、発動条件を満たすことができないパークなので、ここ一番のタイミングで使用するべきでしょう。そのため、最初にフックに釣られないようにするのが大事だと思われます。

「解放」を発動し、自力脱出した後は、しばらく治療ができないため、安全なタイミングで使用するのがおすすめです。簡単に言うと、キラーが自分から離れた際に、脱出するのが良いのですが、最も安全に脱出するには、他のサバイバーがチェイスをしているタイミングです。ゲーム画面左下のサバイバーのアイコンに注目すると、他サバイバーが負傷した瞬間が分かります。負傷したということは、他のサバイバーのチェイスが始まったと思っていいでしょう。また、キラーが心音範囲外に行った時に脱出するのもおすすめです。ただし、「狡猾」や「観察&虐待」など、キラーにはこのシチュエーションに対して、強力なパークがあるため、注意が必要だと思われます。

――いっしょうさんが、キラーをプレイしている際、サバイバー側が本稿で紹介したパーク構成のように、治療速度を高めていると気がついたら、どのようなことに気をつけますか。

もし、僕がキラーをしていて治療が早いと感じたら、サポートパークを持つプレイヤーは、なるべく仲間を早く助けようとするはずなので、他のサバイバーをフックに吊った後、周囲にサバイバーが潜んでいないか確認します。また、フックから離れたり、戻ったりすることで、救助しようと思っているサバイバーに、プレッシャーを与えるのも効果的でしょう。また、サバイバーを見つけた際に、チェイスすべき相手かどうかも見極めることもあります。相手がチェイスの上手いサバイバーかどうか、プレイヤーの力量を判断して、優先的に追うべきかどうか決めることも大事ですね。

――動画中、キラーがパーク「バーベキュー&チリ」を発動させた場合、発電機の後ろに隠れることをおすすめしていましたが、キラー側から見ると画面にはどのように映るのでしょうか。

基本的に、全てのキラーが「バーベキュー&チリ」を持っていると考えて、対応したほうが良いでしょう。「バーベキュー&チリ」の効果が発動すると、キラー側には遠くの発電機が黄色を帯びて表示されます。同様に、「バーベキュー&チリ」が発動すると、サバイバーが黄色を帯びて見えます。そのため、サバイバーが発電機の裏に隠れると、見つけづらくなってしまいます。サバイバー側は、仲間がフックに吊られてから4秒間はなるべく発電機の裏に身を潜めることで生存率が上がると思われます。

――多くの初心者にとって、チェイスは難しいものと思われます。いっしょうさんがチェイスの際に心掛けていることはなんでしょうか。

私がチェイスで、心掛けることは基本的な事ですが、常にキラーの裏をかくことです。これは、『Dead by Daylight』の面白いところの1つです。キラー側とサバイバー側、両方をプレイヤーが操作しているため、心理戦が発生するのです。チェイスに限らず、最も重要なのは、相手の動きを常に把握することだと思われます。簡単に言うと、常に後ろを見てキラーの動きを把握できれば、最高のプレイヤーになれるでしょう。しかし、それは非常に難しいことです。大袈裟かも知れませんが、前が見えないため、目隠しされた状態で、マップを走るような感覚です。実際にはマップを完全に把握するのは困難です。なので、キラーの動きを最低限、把握すれことができれば、チェイス時間はかなり伸びるでしょう。自分が角を曲がる時、キラーがどう動くのか。自分が窓枠を越える時、キラーどう動くのか。それらを把握することが、チェイスでは最も大事だと私は考えます。あとは、板(パレット)がどこにあるのか、移動しながらでも把握できれば、大活躍でしょうね。

「Shattered Bloodline」で追加された、キラー「スピリット」、サバイバー「アダム・フランシス」両キャラクターの固有パークは汎用性が高いというよりも、特定の状況下で活躍するパークが多いという印象がある。そのため、初心者には少し扱いづらいパークがあるかも知れないが、練習を重ねるうちに扱い方やキラーとの相性が分かってくるものと思われる。自分のお気に入りのパークを見つけ、それを中心に他のパークを組み合わせる、という楽しみ方でも良いだろう。もし、なかなか上手くいかず、気持ちの切り替えができないという場合は、こちらの記事を参考にしてみてはいかがだろうか(関連記事)。

 

ゲーム実況主 いっしょう

『Dead by Daylight』をはじめ、様々なタイトルの実況を行うゲーム実況主。特にライブ放送は高頻度で行っており、リスナーとの会話を大切にするスタイルが特徴。

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