『フォートナイト』シーズンX「時空を超えて」が開幕し、2人乗りメカが新登場。懐かしのダスティ・デポの復活も
『フォートナイト』シーズンX「時空を超えて」が8月1日に開幕した。シーズン9終盤、巨大ロボと怪物の激突により、ゼロポイントが不安定化。そしてついに爆発してしまった。その結果、時空の歪みが発生し、無くなったはずのダスティ・デポが復活。シーズン4開幕時の彗星衝突前の姿に戻っている。ただし全てが元どおりというわけではなく、マップ各所に新しい謎も仕込まれている。
新登場した「B.R.U.T.E.」は、ドライバー席とガンナー席に分かれた2人搭乗可能なメカスーツ。ドライバーはメカの移動を担当し、ブースト、チャージジャンプ、地面ストンプ、そしてクラクションを鳴らすことが可能。ガンナー席からはミサイルランチャーまたはショットガンで攻撃。素材を200個消費することで、5秒間プレイヤーを守るオーバーシールドを生成することもできる。また、いざとなれば自爆することも可能だ。
新たな移動手段が追加された一方で、保管庫に回収された(ドロップしなくなった)アイテムや乗り物もある(パッチノート)。具体的には、ボーラー、クアッドクラッシャー、フリントノックピストル、シャドーボム、セミオートスナイパー、タクティカルアサルトライフル、マウンテッドタレット、エアストライク、そしてグライダー再展開アイテム(大規模チームバトルでは使用可能)である。保管庫入りとなった理由について、Epic Gamesは以下のように説明している。
「これまでは、アイテムやマップ上の仕掛けという形でプレイヤーの動きのバリエーションを増やしてきました。しかし、シーズンXでは移動を制限することで、皆さんに今まで以上にゲームを楽しんでいただけると考えています。これまで実施してきた変更点と同様、プレイヤー体験にどのように影響するかを今後も見ていきます。」
シーズンXバトルパスも販売開始。これまでのシーズンと同様、各種チャレンジをクリアすることで、コスチューム、ラップ、エモート、バックアクセサリーなどがアンロックされていく報酬制度である。過去に登場したスキンのリミックス版のような、懐かしさと新しさが入り混じった報酬ラインナップとなっている。ロード画面としてファンアートを採用しているのも特徴のひとつだ。
シーズンごとに新要素が加えられるバトルパスであるが、シーズンXでは「ミッション」が登場。「ランブルロイヤル」「ロードトリップ」といったテーマに沿った目標を達成することで、経験値やバトルスターといった報酬がアンロックされる。内容はゲーム内チャレンジタブより確認できる。また、もうひとつの新たな試みとしてバトルパスがギフト可能となった(8月15日まで)。
区切りの良い10シーズン目ということで、『フォートナイト』の歴史を振り返る総括的なシーズンとしつつ、次なるフェーズに向けた仕込みを行っていくのだろう。