『Blazing Chrome』7月発売決定、日本語対応。名作アーケードの魂を受け継ぐ、古き良きアクションを現代のゲーマーへ

インディーパブリッシャーThe Arcade Crewは6月25日、2Dシューティング・アクションゲーム『Blazing Chrome』を7月11日発売することを発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam)。

インディーパブリッシャーThe Arcade Crewは6月25日、2Dシューティング・アクションゲーム『Blazing Chrome』を7月11日発売することを発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam)。価格は現時点においては未定となっている。日本語インターフェイスに対応。架け橋ゲームが日本語サポートを担当している。また今回の発売日発表に際し、新たな二人のプレイアブルキャラクター「Suhaila」と「Raijin」も紹介されている。本編中にある条件を満たすことで操作可能となるようだ。

『Blazing Chrome』は、機械の進攻により人類存亡の危機にある世界を舞台に据えたシューティング・アクションゲーム。敵を重火器で撃退するシューティング要素と、ギミックが所狭しと敷き詰められた横スクロールステージを攻略するアクション要素を組み合わせた、俗に言う「ラン&ガン」というゲームジャンルを採用している。また、自由のために戦う主人公として「Mavra」と「Doyle」の二人が用意されており、協力プレイでゲームを攻略することも可能となっている。

本作の特徴は、『魂斗羅』や『メタルスラッグ』といった、往年の名「ラン&ガン」アーケードゲームから多大な影響を受けたというゲームデザインにある。ホバーバイクに跨がり浮遊する戦艦を撃ち落とすというロケーションや、巨大な二足歩行ロボに搭乗し敵を蹂躙するというシステム、疑似3Dシューティングへと突如変貌するというステージギミックなど、リスペクト元からの多大な影響は、PVをひと目見ただけでも如実に感じられることだろう。16ビットで描かれる、懐かしくも洗練された印象を持つ秀逸なピクセルアート群も忘れてはならない。更に言及するならば、この度発表された「Raijin」のビジュアル及び二人の隠しキャラクターのシステムは『忍者龍剣伝』をモデルにしていることが予想される。

開発を手がけるJoyMasherはブラジルに拠点を置くインディデベロッピングチームだ。「古き良きゲームを現代のゲーマーへ」を信条に、過去には忍者龍剣伝をリスペクトする『Oniken』や悪魔城ドラキュラをモチーフとした『Odallus: The Dark Call』をリリースしている。また、本作の開発風景と同時にブラジルにてゲーム開発を行うということについて語られている、チームの紹介動画がYouTubeにて公開されている(全編英語のみ)。

彼らの心意気が詰まった『Blazing Chrome』は7月11日発売予定。気になる方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

Takayuki Sawahata
Takayuki Sawahata

娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。

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