『World War3』のSteamフリーウィークエンドが20日から開始。架空のWW3を舞台にした現代戦マルチFPS

インディーゲームスタジオThe Farm 51は6月17日、現在Steamにて早期アクセス段階にあるマルチプレイヤーFPS『World War3』のフリーウィークエンドキャンペーンを発表した。

インディーゲームスタジオThe Farm 51は6月17日、現在Steamにて早期アクセス段階にあるマルチプレイヤーFPS『World War3』のフリーウィークエンドキャンペーンを発表した。今月6月20日から23日までの間、本作を無料で試遊することができる。同時に、早期アクセス版本体の価格が40%オフ(1980円)となるセールも開始した。日本語には字幕のみ対応している。

『The Farm』は第3次世界大戦が発生してしまった近未来を舞台に、ワルシャワ、ベルリン、モスクワといった世界各都市で行われた市街戦を描く「現代戦タクティカルコンバットシューター」だ。開発スタジオの地元であるポーランド軍をはじめ、世界各国の軍が混在し戦い合う。

現在用意されているゲームモードは最大32vs32の規模で互いの拠点を奪い合う「WarZone」と少人数チームを組織しバトルロイヤルを行う「Recon」の2つ。ポーランド国内における軍需大手企業「Polskiej Grupy Zbrojeniowej」、「Centrum Symulacji OBRUM」やコンサルタントとの共同開発で実現した、現実味を帯びた「第3次世界大戦」というロケーションの作り込みや、プレイヤーキャラクターのみならず銃器や軍事車両まで幅広く多彩なカスタマイズ要素、チームプレイを主眼に置いたゲームシステムが売りの作品である。

この度フリーウィークエンド期間を設けたことに関し、The Farm 51はプレイヤー人口の増加を促すと同時に、アーリーアクセス版ローンチ直後から本作のパフォーマンスが大幅に改善したことをユーザーに示す狙いがあると語っている。また、ライフル「M417」や機関銃を搭載した軍事車両「Commando 4×4」が無料期間開始と同時に実装されるようだ。

現代戦マルチFPSとして期待を持って迎えられながらも、残念ながら当時はバグやサーバーの不安定性からあまり良くない評価を受けることの多かった本作。以前から気になっていた方だけではなく、一度返品したプレイヤーも今回を機にプレイを検討してみてはいかがだろうか。

Takayuki Sawahata
Takayuki Sawahata

娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。

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