『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』アップデート1.03が23日配信。攻略の多様性向上、仙峯脚は下方修正

『SEKIRO』のアップデート1.03が、4月23日に配信される。変更内容としては、義手忍具や流儀技の性能・コスト調整、仙峯脚の下方修正、火牛の体幹・体力下方修正などが含まれる。

フロム・ソフトウェアは4月22日、発売中のアクション・アドベンチャーゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』にて、アップデートファイルver1.03の配信を告知した。配信日時は4月23日10時。対象は発売中の全プラットフォーム。調整内容については、以下のとおりとなる。

【配信日時】
2019423日(火)10時予定

【主な修正項目】
■攻略の多様性の向上
以下の性能ないしコストを調整し、攻略の多様性を向上
・義手忍具:「瑠璃の浄火」、「仕込み斧」全般、「仕込み斧・火打ち式」、「瑠璃の斧」
・流派技:「奥義・葦名十文字」、「秘伝・竜閃」、「秘伝・一心」、「奥義・浮き舟渡り」、「秘伝・渦雲渡り」、「奥義・不死斬り」、「秘伝・不死斬り」
・アイテム:「御霊降ろし」全般

・流派技「仙峯脚」および「奥義・仙峯寺菩薩脚」の一打目が、一部のケースにおいて意図しないダメージ量を与えていたため、体幹ダメージを下方修正。コンボ後半の体幹ダメージを上方修正
・毒に弱い敵に対する、義手忍具「錆び丸」の毒の蓄積量を上方修正
・葦名城 本城にいる剣客の、「神ふぶき」のドロップ率を上方修正
Tips、チュートリアルテキストの調整および追加

■その他の修正
・ゲームテンポと戦闘時間のバランス調整のため、火牛の体幹と体力をわずかに下方修正
・物売りの穴山が販売している情報の価格を下方修正
・葦名城 本城にいる赤鬼を赤目に変更
・ 「剛幹の飴」および「剛幹の御霊降ろし」使用中、敵の攻撃をガードないし弾いた際の、プレイヤーキャラクターの体幹ダメージが低減されない不具合の修正
PC版でハングによりセーブデータが破損する不具合の修正
・一部の敵が稀にプレイヤーを攻撃しなくなる不具合の修正
・キーコンフィグをすることで一部のアクションが出来なくなる不具合の修正
・一部のエリアにてプレイヤーが想定外の位置へと移動できてしまい、アイテムが入手できなくなる、進行不能になるといった不具合の修正
・誤ったテキストが表示される不具合の修正
・安定性の向上
・パフォーマンスの改善
・その他、いくつかの不具合の修正

https://www.youtube.com/watch?v=TeJNUk_esdc

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のアップデートは、発売当初に行われて以来。今回のアップデートでは攻略の多様性向上として、多数の忍具や流派技を対象に調整が行われている。主に、今一つ使い所のなかった忍具や奥義などがその対象だ。特に気になるのは流派技「仙峯脚」の体幹ダメージ下方修正だろうか。「仙峯脚」は、ゲーム中盤で新たに入手するスキルツリー仙峯寺拳法で習得可能な流派技。地上で使用するとまず飛び上がり、空中で使用するとそのまま相手へ蹴りを食らわせるのだが、ボスの下段攻撃に合わせて放つと、体幹ゲージを大きく削ることができていた。今回の調整対象となっているのはおそらくこの現象だろう。

また、ゲーム序盤に登場する難敵「火牛」にも調整が入っている。「火牛」は、頭に燃える藁を巻き付けて現れる牛の中ボス。その見た目から多大なインパクトをプレイヤーに与えていたが、燃える藁によりガードをすれば燃えてしまい、突進してくるので回避するのも難しい難敵だった。今回のアップデートでは、体幹と体力双方に下方修正が入っている。闘牛に苦戦していたプレイヤーには朗報だろう。今回のパッチにはゲームプレイに影響を与えるような内容も多く、改めて遊んでみると、新たな発見がありそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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