アトラス、PS4向け『十三機兵防衛圏プロローグ』を3月14日に発売へ。関連グッズや他タイトルの廉価版に付属する形で販売
アトラスは本日1月8日、PlayStation 4向け『十三機兵防衛圏プロローグ』を発売すると発表した。発売日は2019年3月14日。本作は単独としての商品ではなく、グッズやアトラスが発売してきたヴァニラウェアタイトルの廉価版などの4種類の商品に付属する形で発売される。
『十三機兵防衛圏』は、『オーディンスフィア』や『ドラゴンズクラウン』などを手がけたヴァニラウェアが開発する新作だ。現代の都市を舞台に、十三人の主人公の視点で物語が展開される。『十三機兵防衛圏プロローグ』は、「13人の主人公全員の物語冒頭」を約3時間に渡りプレイ
可能なプロローグになるという。なお、本編へのセーブデータの引き継ぎは予定されていないとのこと。付属する商品は以下のとおり。
・十三機兵防衛圏Music and Art Clips(十三機兵防衛圏プロローグ付き)
税別2980円
『十三機兵防衛圏』の世界観を楽しめるビジュアルブックやサウンドトラックCDに、『十三機兵防衛圏プロローグ』、オリジナルPS4テーマなどが付属した数量限定のスペシャルパッケージ。
・十三機兵防衛圏デジタルアーカイブス(十三機兵防衛圏プロローグ付き)
税別980円
オリジナルのPS4テーマ2種&アバター13種セットに、『十三機兵防衛圏プロローグ』が付属したダウンロード限定版。
・「オーディンスフィアレイヴスラシル」新価格版キャンペーンパック (十三機兵防衛圏プロローグ付き)
税別3980円
『オーディンスフィアレイヴスラシル』が新価格で登場。ミニサウンドトラックとオリジナルPS4テーマに加え、『十三機兵防衛圏プロローグ』が付属したキャンペーンパッケージ。同内容のダウンロード版も発売予定。
・「ドラゴンズクラウン・プロ」新価格版キャンペーンパック(十三機兵防衛圏プロローグ付き)
税別3980円
『ドラゴンズクラウン・プロ』が新価格で登場。ミニサウンドトラックとオリジナルPS4テーマに加え、『十三機兵防衛圏プロローグ』が付属したキャンペーンパッケージ。同内容のダウンロード版も発売予定。
『十三機兵防衛圏』は昨年11月に、発売時期が2018年から未定へと変更され、PlayStation Vita版の発売の中止が発表されていた(関連記事)。年度末に発売される今回の特殊な販売形態をみても、今年度中に発売する予定があったことが見て取れる。ヴァニラウェアの代表である神谷盛治氏は、今月7日に同社の公式Twitterアカウントにて、年賀イラストを公開し「年賀絵は久々にファンタジーを描いてみました。冒険者と水の精霊ウンディーネです。こういうゲームを…いや、まずは十三機兵だ。」と投稿していた。
2019年、今年もよろしくお願いいたします。
年賀絵は久々にファンタジーを描いてみました。冒険者と水の精霊ウンディーネです。こういうゲームを…いや、まずは十三機兵だ。(神谷) pic.twitter.com/f9IC6kP6bD— ヴァニラ坊や (@vanillaware_boy) January 7, 2019
アトラスは『十三機兵防衛圏プロローグ』のキャンペーンパックに関するPVを、1月10日の12時に公開予定であると告知済み。開発が遅れていることは間違いなさそうだが、情報公開が始まったということは、プロジェクトが前に進もうとしている予兆かもしれない。美しいアートとダークな物語で多くのファンの心をつかんできた、アトラスとヴァニラウェアの新作を心待ちにしたい。