アトラスが『十三機兵防衛圏』の発売延期を発表。発売時期は未定になり、対応プラットフォームはPS4に一本化


アトラスは本日11月15日、『十三機兵防衛圏』の発売時期を、これまで発表していた2018年から延期すると発表した。新たな発売時期は未定。対応プラットフォームはPlayStation 4およびPlayStation Vitaだったが、PlayStation Vita版は開発中止となり、PlayStation 4に絞られることも告知されている。

『十三機兵防衛圏』は、『オーディンスフィア』や『朧村正』などを手がけたヴァニラウェアが開発する完全新作。これまでの作品とはうって変わり、現代の都市を舞台に、十三人の主人公の視点で物語が展開される。昨年9月に公開された映像では、美麗な2Dで彩られる現代の都市と、ベイシスケイプの美しい旋律により、独特な絶望感が描かれていた。主人公たちがロボットに乗り込んでいるとみられるシーンも映されており、一瞬ではあるが戦闘シーンらしき場面も確認できる。謎はまだまだ多いながら、美しい映像とユニークなコンセプト、そしてヴァニラウェアが開発するという点でユーザーを魅力してきた期待作だ。

2018年の発売が予定されていたが、今年に入っても新たなニュースが聞こえてこず、発売に関して危ぶむ声もあった。最終的に今回の発売延期へと至ったことになる。アトラスは「より良い品質、遊びごたえのある作品としてお客さまにお届けするには、対応プラットフォームの集中と、今しばらくの期間が必要との結論にいたりました。」と語っているように、現時点では、発売時期を設定する段階にない状況であることが予想される。発売時期が決定し次第、公式サイトにて案内することなので、ファンはもうしばらく発売を待つ必要がありそうだ。