『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』発表。怪作メタ・アドベンチャーが新展開と共にPC・コンソール向けに蘇る
インディースタジオCrows Crows Crowsは12月7日、The Game Awards 2018にて『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』を発表した。2013年に発売された怪作一人称視点アドベンチャーゲーム『The Stanley Parable』が、新たなエンディング、新たな選択肢、新たな対応プラットフォームとともに蘇る。発売時期は2019年、対応プラットフォームはSteam(PC/Mac/Linux)およびコンソール(詳細は後日発表)となっている。
2013年に発売された『The Stanley Parable』は、主人公スタンリーとナレーターとのメタ視点な関係性を軸に、謎に包まれたオフィスを探索していく一人称視点のアドベンチャーゲーム。プレイヤー=スタンリーの行動にナレーターがリアクションし、展開が変化していく奇妙な構造とシュールなユーモアにより高い評価を得た作品だ。発売5周年を迎えた今年10月 18日には、発売5年目にして新しい実績が実装されている(関連記事)。
『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』については、オリジナル版の制作者Davey Wreden氏とWilliam Pugh氏が再びタッグを組み、Pugh氏が所属するCrows Crows Crowsにて開発・販売される。ナレーター役のKevan Brighting氏も続投。オリジナル『The Stanley Parable』のコンテンツを全て収録した上で、新しいコンテンツが追加されていく。一部は既存のシナリオとも密接に関係しているという。新規シナリオのボリュームは、オリジナルのシナリオの約半分ということで、『The Stanley Parable』のファンであれば要チェックの作品となるだろう。