『オーバーウォッチ』新ヒーロー「アッシュ」発表。オムニック「ボブ」を召喚できる大胆不敵なガンスリンガー
Blizzard Entertainmentは、現在開催中のイベント「BlizzCon 2018」のオープニングセレモニーにて、『オーバーウォッチ』29体目の新ヒーロー「アッシュ」を発表した。ギャング集団のリーダーで、ストーリー上ではマクリーと深い関わりがある。ロールはダメージで、セミオートライフルを駆使したガンプレイが特徴となっている。
アッシュは、アリゾナ州のデッドロック・ゴージを活動拠点とするデッドロック・ギャングのリーダーだ。彼女の両親はビジネスコンサルタントとして活躍し、世界中のさまざまな大企業のトップから引っ張りだこになるほど人気だった。そんな裕福な家庭に生まれ、特権階級として育った彼女だが、マクリーとの出会いによって運命が大きく変わることとなる。
二人で次々とこなした犯罪行為は彼女にとって初めての体験で、獲物を出し抜く爽快感と奪って逃走するというスリルから、アウトローの世界にどっぷりはまっていった。3人の仲間とデッドロック・ギャングを立ち上げ、大きな盗みを成功させて世間から注目を集め、着々と名を上げていった。一方でアメリカ南西部をシマとする他の犯罪組織の中にはその急激な勢力拡大を快く思わない者も多く、顔を合わせるたびに小競り合いや流血沙汰が絶えなかった。
そうして数年が過ぎた頃、アッシュの呼びかけによって主要グループのボスたちが一堂に会することとなる。そこで彼女は、両親の仕事から学んだ技術をギャング組織に秩序をもたらすために利用し、互いの縄張りを尊重し、裏切りには厳しい制裁を下す、という原則を掲げた。こうしてギャング同士の抗争に無駄な労力を割く必要がなくなったアッシュは、アメリカ南西部全域で大規模な盗みや犯罪を手掛がけ、国内有数の賞金首となり、伝説のアウトローとして今日もどこかで大暴れしている。
先日公開された短編アニメーション「REUNION」では、アッシュとマクリーの一節が描かれている。舞台はルート66、列車がデッドロック・ギャングによって爆破されるシーンから始まり、その現場でアッシュとマクリーが再会。お互いがそれぞれのアビリティを駆使して派手に戦闘する様子を確認できる。アッシュのアビリティは以下のとおり:
ザ・ヴァイパー
連射力に優れたメイン武器のセミオートライフル。照準器を利用することで、よりダメージの高い、精密な攻撃を繰り出すこともできる。
ダイナマイト
時間差で起爆する爆弾を投げる。なお、爆弾を撃つことで即座に起爆することも可能。ダイナマイトの爆発ダメージに加え、炎による継続ダメージを与える。
コーチ・ガン
前方にいる敵をノックバックして遠ざける。自身をノックバックし、移動や脱出に利用することも可能。
B.O.B.(アルティメット)
長年の相棒、オムニックのボブを呼び出す。ボブは前方に突進して敵を空中にノックバックした後、両腕のキャノンで制圧射撃を行う。
アッシュのロールはダメージ。精度とダメージを両立した照準器付きのセミオートライフルにより、敵の位置が陸であろうが空中であろうが撃ち落とすことが可能なデザインとなっている。盾を張れるヒーローに対しても、ダイナマイトを背後に投げて起爆させることでダメージを与えられる。適切なタイミングでコーチ・ガンを利用できれば、近接戦闘を得意とするヒーローを遠ざけたり、危険地帯から切り抜けることも可能だ。アルティメットのB.O.B.によって呼び出せるオムニックのボブは、前方の敵を空中にノックバックしてくれるので、なかなか破れない相手の前線を突破するのに大きく役立ってくれる。