『フォートナイト』のPvEコンテンツ「世界を救え」日本語早期アクセス開始。モンスターの大群と戦うアクションビルディングゲーム

『フォートナイト』のPvEコンテンツ「世界を救え」の日本語版早期アクセスが開始された。国内PS4/Windows/Mac向けにも販売されている有料ファウンダーパックを購入することでアクセス可能となる。なお『フォートナイト』の「世界を救え」は2018年内に基本プレイ無料となる予定。

Epic Games823日、国内PlayStation 4/Windows/Mac向けにも配信されている『フォートナイト』のPvEコンテンツ「世界を救え」の日本語版早期アクセスを開始した。「世界を救え」は現在有料で販売されている早期アクセスコンテンツであり、各種ファウンダーパックを購入することでプレイ可能となる(Nintendo Switch版は「世界を救え」実装予定無し)。

国内PlayStationストアでは、スタンダードファウンダーパック4320円、デラックスファウンダーパック6480円で販売されている。なお「世界を救え」は2018年中に正式リリースを迎え、基本プレイ無料タイトルにモデルチェンジする予定。プレイするかどうかまだ悩んでいる方や、気にいるかどうか不安な方は、無料化まで待ってみよう。

20177月に公開された海外ローンチ・トレイラー

『フォートナイト』の「世界を救え」は、最大4人Co-opに対応したアクション・ビルディングゲーム。謎の嵐から現れたモンスターの襲撃により人口の98%が消え去ったポスト・アポカリプス世界が舞台となる。プレイヤーが操作するのは、「ヒーロー」と呼ばれる嵐を生き延びた人間たち。残された人類を守り、文明再建を図るため戦いの狼煙をあげる(海外配信開始当初の紹介記事はこちら)。

本作のキャンペーンはミッション形式となっており、新しいミッションを始めるたびにマップが自動生成される。「探索・建設・防衛」という3ステップ構造になっているものが多く、まずはマップを探索してクラフト素材や建築素材を集めるところからスタートする。素材集めだけでなく、生存者の救出や野営地の破壊といったサイドミッションがランダムで発生し、それらをクリアすることでも報酬を得られる。

装備品の能力補正効果まで翻訳されているので、武器の整理や強化の判断がしやすくなった

探索を終えたら、防衛地点を守るため建築を開始。防衛地点、敵のスポーン位置、地形もミッションによって変動するため、都度AIの侵攻ルートを予測して補強ポイントやトラップの設置箇所を考えていくことになる。タイルの素材、形状、向きなどを直感操作で簡単に切り替えられるベース・ビルディング要素は、バトルロイヤルモードと同じく本作の魅力となっている。建築が終わったら、群れになって襲ってくるモンスター(Husks)から防衛地点を守り、最後まで切り抜ければミッションクリアとなる。

コンソール版では、バトルロイヤルモードを遊んでいるプレイヤーの多くが使用しているであろう「ビルダープロ」のボタン配置も追加されているので、バトルロイヤルモードは遊んでいるけれど「世界を救え」は未プレイ……という方でも操作方法を覚えやすいはずだ。実際にプレイしてみて翻訳に関するフィードバックを寄せたくなった場合は、フォートナイト掲示板に投稿してみよう。

バトルロイヤルモードでは、バスの運転手にお礼するプチ機能が追加された

一方、バトルロイヤルモードでは同日、アップデート5.30が適用されている。いつでもどこでも裂け目に飛び込んで上空からダイブできる「ポータル裂け目」、生き残るのではなくスコアを稼ぐことが目的となる新しい期間限定モード「スコアロイヤル」が目玉となっている。また823日にアイテムショップに再び並んだトマトヘッドスキンについては、新しいスタイルオプションが追加された。トマトヘッドチャレンジ(マッチ25回プレイ、敵に累計5000ダメージ、20000XP獲得)をクリアすることで、「トマトヘッド クラウン」がアンロックされる。

そのほか影響の大きい変更点は以下のとおり:

武器バランス
・ポンプショットガンの装備時間が0.96秒から0.88秒に短縮されました。
・しゃがみながら二連式ショットガンを発射した際の散弾率が15%低下しました。
・くっつき爆弾は一定時間経過しないと爆発しなくなりました。くっついているオブジェクトが破壊された場合、その場で爆発しなくなりました。重量の影響を受けて落下して別のオブジェクトにくっつくか、一定時間経過後に爆発します。

ゲームプレイ
・コンバットプロおよびビルダープロ設定: 右スティックの押し込みで、設置可能なトラップを切り替えられるようになりました。ただし、建築ピースの修理中および回転中は切り替えられません。
・消耗品を拾うと、空いているクイックバースロットの一番右に自動で置かれる機能を追加しました。
・モーションコントロール対応のプラットフォームにおいて、動作を滑らかにしました。
Xbox One コントローラーによるエイムのデッドゾーンを下げました。
・コントローラーの入力と加速度を調整し、より正確なエイムを行えるようにしました。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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