『フォートナイト』ロケット発射台前のカウントダウンタイマーが30日深夜にゼロになる。ライブ発射イベントの秒読みか

『フォートナイト』のゲーム内告知ページにて、7月1日午前2時30分に"何か"が発射されるとの情報が掲載された。カウントダウンタイマーが表示されているロケットのことだろうか。目撃するチャンスは一度きり。時間にあわせて『フォートナイト』のマッチに参加して空を見上げよう。

【UPDATE 2018/07/01 03:00】
7月1日午前2時半、予告どおり『フォートナイト バトルロイヤル』内でロケットが発射された。上空に打ち上げられたロケットは数秒後にティルテッド・タワーめがけて急降下し始めたが、途中で時空の裂け目のようなものが生じ衝突を免れた。機体は何度か裂け目からの出入りを続けた後、マップ上空に巨大な亀裂を残して姿を消す。なおロケットのブースター部分はアナーキー・エーカーに落下している(破壊可能)。

【UPDATE 2018/06/30 3:00】
『フォートナイト』のゲーム内で表示されるアップデート情報にて、日本標準時7月1日午前2時30分に何かが発射されるとの告知が掲載された(FortniteIntel)。目撃するチャンスは1度きり。該当時間にマッチに参加して空を見上げよう。

6月30日、国内版でもゲーム内で発射予告が表示されるようになった。

【原文 2018/06/30 2:35】
『フォートナイト バトルロイヤル』(以下、フォートナイト)のロケット発射基地内で表示されているカウントダウンタイマーが、7月1日午前2時30分頃に終わりを迎える。カウントダウンはロケット発射台の前だけでなくマップ各所のテレビにも映し出されており、リアルタイムで刻一刻と進んでいる。

本作では、こうしたプレイヤーの注意を引くための謎めいた演出が多く仕込まれてきた。今回の件が特徴的なのは、わざわざリアルタイムでカウントダウンを行なっている点である。過去のイベントでは見られなかった傾向だ。リアルタイムにこだわりがあるのならば、秒読みが終わる630日の深夜帯に、同じくリアルタイムで進行する特殊イベントが開催されるのではないだろうか。

6月29日23時23分撮影時点で残り1日3時間7分を示していた

注目の的となっているロケット発射基地は、シーズン4より追加された新ロケーション。マップ西端のスノビーショアから北東に向かったところにある。6月に入ってからは、ゲームのデータ解析により、プレイヤーがロケットの発射ボタンを押せるようになる可能性が浮上していた(IGN)。

「ブロックバスター#8」報酬のロード画面。ビジターというキャラクターがミサイル発射台前のホログラムパネルを操作している。発射準備を進めているのだろうか

6月中旬に入ってからは、カウントダウンの前兆としてロケットの全容を映し出すホログラムが基地内に追加された。また発射基地で見られるものと同じアイコンが、マップ各所のテレビに一時的ながら表示されていた。テレビを使った仕掛けというのはシーズン4開幕前にも見られたもの。当時はゲーム内のテレビで緊急放送が流された。のちに訪れる隕石落下の警告である。今回はさらなる予兆として、ロケット発射基地の方角からサイレンが流れ始めている。

振り返ってみると、『フォートナイト』シーズン4開幕前にはスペクトラムアナライザーやモールス信号を使った暗号や隠しメッセージなどが無数に仕込まれ、新シーズンに向けてコミュニティの期待が高められていった。そしてそれらの伏線は、シーズン開幕と同時に隕石落下という形で回収された。続くシーズン5の開幕は7月12日。前シーズンの傾向から察するに、残りの2週間のうちに『フォートナイト』の世界で不穏な出来事が起きるのだろう。はたしてロケットは発射されてしまうのか、そうであれば、行き先はどこになるのか。答えはもう間もなく明らかとなる。

シーズン4よりウェイリング・ウッズに現れた開かずの地下シェルター。今後の展開に関わってくるのかもしれない

なおシーズン4開幕前にコミュニティを沸かせた、隕石落下に関連する隠しメッセージやファンの考察については、以下の流れで確認できる。

接近する彗星や謎のモールス信号に関する考察が進む。話題と“ワクワク”を絶やさないゲーム運営にも注目
隕石落下説に進展。彗星から発せられる効果音を分析すると「負け犬が!」のメッセージが浮かび上がる
シーズン4開幕。彗星はダスティ・ディボットに衝突し、新バトルパスの題材はスーパーヒーローに

 

経験値2倍イベント

『フォートナイト』では629日から72日夕方にかけて、ダブルXPウィークエンドが開催されている。シーズン4では特定レベルに到達しないとアンロックされない報酬があるので、カウントダウンの確認ついでに経験値稼ぎをしておくのも手だろう。

また不具合により一時中断となったプレイグラウンドモードに関しては、近いうちに復旧予定。こちらは好きなだけ射撃や建築を練習できる遊び場で、マッチ中に死亡してもすぐにリスポーン可能だ。1チーム12人の計8チームで対戦するファイナルファイトモードに関しては、ルールの見直しが必要との判断からモード選択リストから取り下げられた。かわりに5050モードが復活している。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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