『フォートナイト バトルロイヤル』最新のリプレイ機能やポータブル砦を使ったユニークなプレイが続々登場。新しい操作設定も要チェック
Epic Gamesは4月11日、『フォートナイト バトルロイヤル』の最新アップデートを配信した。配信直後から1日間に及ぶ緊急メンテナンスが続いていたが、現在は復旧済み。今回の不具合を受け、今週末にはストアページよりバックアクセサリーを無料で入手できるようになる(PvEコンテンツ「世界を救え」では「Troll Stash Llama」が無料配布予定)。さらに来週にはバトルスターが配布される。
アップデートの目玉となるのはリプレイ機能、ポータブル砦、そして期間限定「50対50 v2」の追加である。リプレイ機能は先日の「GDC 2018」で発表された新機能だ(関連記事)。録画されたマッチを好きな角度から見直し、自分がどうやって倒されたのか、相手はどのような動きを取っていたのか、じっくりと確認することができる。また再生速度、露出量、焦点距離など複数の項目を調節できるため、シネマティックな映像に仕上げたり、お気に入りのシーンをカッコよく切り取ったりと、コンテンツクリエイターにとって便利な機能となっている。今夏にはUnreal Engineのバージョン4.20に収録予定ということで、他タイトルでも採用される日が来るかもしれない。
続いて、持ち運び可能な砦「ポータ・フォート」が追加された。キューブ状の投擲物であり、投げると金属製・3階建ての砦が一瞬にして出来上がる。所持制限は5個まで。素早く防御態勢に入ることはもちろん、1対1のシチュエーションで一気に高地を取り敵を排除するという攻めの使い方も。相手に高地を取られた状態で使えば、敵の建設物を下から突き破って形勢逆転を狙うこともできる。まだ配信されてから間もないが、複数個を重ねることで高層タワーを作ったり、敵を閉じ込めたりといったクリエイティブな使い方が見受けられる。
https://www.youtube.com/watch?v=4UiVVUXht6A
期間限定モードとしては、近日中に「50対50 v2」が開催される(4月12日に実装される予定だったが、次週まで延期となった)。前回開催時との違いとして、チーム毎に異なるバスに乗って反対の方角から戦場に向かうようになる。戦利品の出現率が上がり、ミニマップには最初からプレイエリアの円が表示される。補給物資も最終サークルの範囲内にしか落ちないよう仕様が変わるなど、激しい大規模戦が発生しやすくなるような調整内容となっている。
またコンソール版で遊んでいるプレイヤーが確認しておきたいのが、コントローラの新しいボタン配置設定「ビルダープロ」。壁・床・階段・屋根それぞれに対応するボタンが設けられ(R1、R2、L1、L2)、タップで選択・設置が可能となる。慣れると他のボタン配置よりも素早く建設できるようになるだろう。利便性という面では「スクワッド通信」機能も追加されている。「武器が必要」「敵発見」「回復して」といった絵文字エモートを送ることで、ボイスチャットがなくても味方と簡単な意思疎通を図れる。
なお新しいウィークリーチャレンジの解禁と合わせて、マップ各所にダンスフロアが追加されている。「ダンスフロアで踊る」というウィークリーチャレンジの一部であり、新しく追加されたリプレイ機能と相性の良いロケーションでもある。ウィークリーチャレンジ後も、動画作成時にダンスシーンを撮影する場としてコンテンツクリエイターに活用されることだろう。