傑作ステルス・ニンジャアクションが蘇る『Mark of the Ninja: Remastered』はニンテンドースイッチ版に加え、Steam/PS4/Xbox One向けにも発売
Klei Entertainmentは3月28日、『Mark of the Ninja: Remastered』をPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに発表した。ニンテンドースイッチ版については、米国任天堂が先日放送した「Nindies Showcase Spring 2018」にてサプライズ的に先行発表されていたが、今回マルチプラットフォームでのリリースとなることが明らかになった。
本作は、2012年にPC/Xbox 360向けに発売されたステルス・アクションゲーム『Mark of the Ninja』のリマスター版だ。Klei Entertainmentが以前手がけた『Shank』シリーズにも通じるアニメ調の2Dグラフィックを採用しており、ゲームはステージクリア型の横スクロールアクションとなっている。忍者である主人公は素早い身のこなしが可能で、壁を登ったり、グラップリングフックで一気に高所へ飛ぶこともできる。また闇に紛れて敵をやり過ごしたり、音を立てて敵を誘導したり、暗殺した敵を物陰に隠したりといったステルスゲームらしい要素も充実している。
本作は豊富なアップグレードと、それに付随するアクションのバリエーションの多さが特徴で、さまざまに用意された暗殺技やかく乱用のアイテム、攻撃用のアイテムを、自身のプレイスタイルに合わせてアンロック・装備していくことができる。またゲームプレイにおいても、すべての敵を殺していくのか、あるいは誰も殺さずにクリアするのかなど、幅広いプレイスタイルを許容する自由度がある。巧みなレベルデザインと滑らかなアクションによってシンプルながら奥深い体験を実現しており、レビュー集積サイトMetacriticのスコアにて91点(PC版)/90点(Xbox 360版)となるなど、非常に高い評価を得ることとなった。
*オリジナル版『Mark of the Ninja』のトレイラー
『Mark of the Ninja: Remastered』においては、4K解像度(ニンテンドースイッチ版は1080p)に対応させるために、ゲームプレイおよびカットシーンのグラフィックを手描きですべて作り直し、パーティクルエフェクトも一新するという。またオーディオ面ではDolby 5.1chサラウンドに対応させるとのこと。ゲーム内容自体はオリジナル版と変わらないそうで、追加エピソードである「Special Edition DLC」も収録される。発売時期は2018年内。前出の「Nindies Showcase Spring 2018」では2018年秋とされていた。
【UPDATE 2018/4/13 13:00】
弊誌が本作の開発元Kleiに確認したところ、本作は日本語に対応し、すべてのプラットフォームにおいて日本での発売を予定しているとのことだ。