『フォートナイト バトルロイヤル』自由な映像編集を可能にするリプレイ機能が発表。Unreal Engine 4の標準機能としても実装予定
Epic Gamesは3月21日、現在開催中のGDC 2018にて「State of Unreal」と題したセッションを実施。その中で、『Fortnite Battle Royale(フォートナイト バトルロイヤル)』へのリプレイ機能の実装を予定していることを明らかにした。海外メディアPolygonなどがその模様を報じている。また同社は、YouTuberのAli-AことAlastair Aiken氏に同機能を試してもらった映像を公開している。
『フォートナイト バトルロイヤル』のリプレイ機能では、試合をすべて録画して後からゲームを振り返ることが可能。プレイヤーは、その試合で何が上手くいったのか、あるいはいかなかったのかをすぐに確認することができる。Epic Gamesは、ゲームプレイスキルの向上に励むプレイヤーに、このリプレイ機能が役立つだろうとしている。
単純な録画であれば、PCであれPS4やXbox OneであれOS側で標準対応しているが、このリプレイ機能は『フォートナイト バトルロイヤル』が利用しているゲームエンジンUnreal Engine 4のいち機能として動作することもあり、さまざまな調整が可能である。たとえばプレイヤー名や体力の表示・非表示を切り替えたり、キャラクター視点や自由に動かせるドローンなど複数あるカメラから好きな映像を選択したり。また、そのカメラの露出量やF値、焦点距離、オートフォーカスの有無などの調整もできる。さらに細かい映像編集も可能なようで、YouTuberなどクリエイターにとっても嬉しい機能となっている。
このリプレイ機能は、『フォートナイト バトルロイヤル』のPCおよびコンソール版に近日実装予定だという(モバイル版に関しては不明)。また、今年の夏にリリースを予定している、Unreal Engineのバージョン4.20にも同機能が収録されるとのこと。Unreal Engine 4で開発中、あるいはリリース済みのゲームにも、いずれこのリプレイ機能が続々と実装されていくかもしれない。