島暮らし牧場ファンタジーRPG『Re:Legend』のパブリッシャーが『ポータルナイツ』『ABZU』を販売した505 Gamesに決定。2018年の発売に向けさらなる前進
イタリアのゲームパブリッシャー505 Gamesは、『Re:Legend』の販売を担当することを発表した。『Re:Legend』は、マレーシアのインディースタジオMagnus Gamesが開発するアクションRPGだ。今回の発表にあわせて、505 Gamesは同作のSteam早期アクセス版の開始時期が2018年内であることをあらためてアナウンス。PlayStation 4/Xbox One/ニンテンドースイッチ版も同様に2018年内に発売予定としている。
『Re:Legend』は、Etika地方に位置する謎の島Vokkaを舞台としたロールプレイングゲームだ。『ルーンファクトリー』や『ファンタジーライフ』『デジモンワールド』から影響を受けていることを公言しており、島を舞台とした生活が展開される。主人公はなくした記憶の欠片を集めるべく、Etika地方の謎に迫っていく。
ゲーム内の一日をどう過ごすかは、プレイヤー委ねられている。景観豊かな島を探索したり、農場や水辺を整理し作物を飼育したり、釣りをしたり、伐採をおこなったり、島の住民と友人もしくは恋人となってみたりなど、自由なプレイが堪能できる。もっともも力が入れられているのが、本作の目玉となるモンスターMagnusの育成だ。Magnusはプレイヤーの戦闘を助けるだけでなく、さまざまな作業の手伝いもしてくれる。Magnusを育てることで彼らは進化し、姿かたちを変えて新たな一面を見せてくれる。どのようなMagnusをお供にし、どのように島を暮らすかはプレイヤー次第。また、マルチプレイに対応していることも本作の魅力であるといえる。
Magnus Gamesは昨年8月に『Re:Legend』のKickstarterのクラウドファンディングキャンペーンを実施し、目標額の9倍となる約5100万円を集めた。ストレッチゴール達成時に、オーケストラの生演奏音源の収録や多岐にわたる追加要素の実装、そしてコンソール向け展開を約束していた。本作のパブリッシングを担当する505 Gamesは、『ポータルナイツ』や『ABZU』といった意欲作のプロデュースや、『Terraria』や『Payday 2』など数多くのコンソール版の販売を担当している。実績十分のパブリッシャーとタッグを組んだことにより、発売が大きく近づいたといえるだろう。