恐竜だらけの世界を探検するサンドボックス『PixArk』Steam/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに発表。『ARK』スピンオフ作品
Snail Games USAは1月25日、新作サンドボックスゲーム『PixArk』を発表した。『PixArk』は、恐竜などの古代生物が跋扈する世界で、自由気ままなサバイバル生活を送ることをテーマになるという。『ARK: Survival Evolved』(以下、ARK)の世界観と『マインクラフト』に代表されるような立方体のブロックを用いたクラフト要素を融合させた作品となっている。
対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox One/PlayStation 4/ニンテンドースイッチ。発売日に関しては、3月からSteamとXbox Oneにて早期アクセスおよびXbox Game Preview版の配信が予定されており、PS4版とニンテンドースイッチ版は年内に発売予定だ。
ゲームシステムとしては、100種類以上の恐竜や生物が生息する未知の大陸でサバイバル生活を行うことになる。プレイヤーは狩猟や採取を通じて食料の確保や建物の建築を行いながら、捕まえた生物と共に野性味溢れるジャングルや広大な砂漠、暗がりのある洞窟など、8つ以上あるバイオーム(領域)を探索していく。一方で、 自由度の高いゲームに不慣れなユーザー向けとして、指定された課題をこなすクエストシステムが搭載されている。一人用のシングルプレイと複数人で同時に遊べるオンラインマルチプレイに対応しているほか、自由に物をつくることができる「クリエイティブモード」も用意されているようだ。
トレーラーを観る限りでは『ARK』のリアリティのあるビジュアルが、世界観が変わったことで可愛らしく描かれている。グリフォンやサイクロプスといった伝説上の生き物、杖を用いて魔法で戦うプレイヤー、荘厳な雰囲気を漂わせる赤と青のオブジェが登場するなど、自給自足な生活というよりファンタジーな世界での冒険面が強調されているように思える。複数人での探索やクラフト風景も描写されており、チームプレイが奨励されているのかもしれない。
『ARK』は昨年8月に正式リリースされたサバイバルサンドボックスゲームだ。PlayStation 4やXbox Oneなどコンソール機でも発売されている。衣類を仕立てることから始まり、狩猟や採取を通じて食料を確保し、自分の住居をこしらえる。ひとたび恐竜を手懐ける=「テイム」すればその背中にまたがって陸海空を自由自在に探索でき、たどり着いた先には未知の遺跡や伝説上の生き物が待っている。狩猟を止めて農耕へ、手作業から機械化へ、自らの手で文明の進歩を体感できるのもこの作品の醍醐味だ。Snail Gamesはプレスリリースの発表の中で「『PixArk』を通じて、幅広い年齢層のプレイヤーに『ARK』を紹介したい」と述べている。