『レインボーシックス シージ』イヤー2シーズン4「Operation White Noise」詳細まとめ。イヤー3のスケジュールも
【UPDATE2 2017/12/4 19:20】
「Operation White Noise」の国内向けパッチノートが公開されている。
【UPDATE 2017/11/22 9:30】
『レインボーシックス シージ』の公式サイトが更新され、イヤー2シーズン4のアップデートに含まれるバグ修正リストと、仕様変更内容が公開された。主な変更点としては、投擲系ガジェットに生じるクライアント/サーバサイドの同期ズレ改善、投擲系ガジェットの軌道に関する仕様変更(移動中に投げることで飛距離・軌道が変わる)、ハンドガンのリコイルアニメーション変更および連射速度の向上、バフ/デバフステータスの画面上アイコンの追加が含まれている。なお投擲系ガジェット関連の変更については、現状PC版テストサーバ上での実験段階のものとなっている。
【原文 2017/11/20 10:07】
Ubisoftは11月19日、「Rainbow Six Pro League」ファイナルにて『レインボーシックス シージ(Tom Clancy’s Rainbow Six Siege)』のイヤー2シーズン4「オペレーション ホワイトノイズ(Operation White Noise)」で追加される新オペレーター3体および新マップの詳細を発表した。また同日にはイヤー3のスケジュールも公開されており、イヤー3シーズン1「CHIMERA 」では本作初となるCo-opイベント「アウトブレイク」が開催されることが明らかとなった。
Zofia
「Zofia Bosak」はイヤー2のロードマップ変更により分割配信となったGROM所属のポーランド・オペレーターのひとり。一児の母であり、イヤー2シーズン3より参戦した「Ela」の姉でもある。ダブルバレルのグレネードランチャー「KS79 LIFELINE」を操るアタッカーとして、2種類のグレネード弾を放てる。1つ目は壁を破壊する衝撃弾。2つ目は170デシベルのショックウェーブを放つコンカッション弾である。後者は妹「Ela」のコンカッション地雷のように相手の視覚・聴覚を奪う。両弾は連続して発射できるため、衝撃弾で壁を破壊したのち、間髪をいれずにコンカッション弾を撃ち込んで相手の動きを封じ、そのまま突撃するというアグレッシブなプレイスタイルが可能となる。なおコンカッション弾は天井・壁に当たると反射する。
妹「Ela」はダウンした際に控えの地雷を手動で起爆できるのに対し、姉「Zofia」はダウン状態から自力で回復して戦線に復帰できる(1ラウンド1回、体力1の状態で立ち上がれる)。また姉妹ということもあり、「Ela」と「Zofia」は互いのコンカッション攻撃に対する耐性を持っている(持続時間50%減)。セカンダリウェポンとしては「Ela」と同様にレッドドット・サイト付きのハンドガンを保有。マッチ中には姉妹ならではの台詞も用意されているという。
Dokkaebi
「Dokkaebi」(本名:Grace Nam)は韓国の第707特殊任務大隊所属の女性アタッカー。タブレット型ハッキング装置「Logic Bomb」を起動すると、全ディフェンダーのスマートフォンを鳴らすことができる(1ラウンド2回)。着信音により相手の居場所を特定できるというわけだ(交流の深い「エコー」のみ適用外。「ミュート」のジャマー付近にいるオペレーターにも無効)。ディフェンダーは手動で着信を止める必要があり、その間は無防備となる上に、解除操作中は「IQ」のスペクターにも探知される。また「Logic Bomb」発動中はディフェンダーの監視カメラが一時的に無効化される。
続いて「Dokkaebi」は倒した相手のスマートフォンを拾いハッキングすることで、監視カメラの映像にアクセスできるようになる(「ヴァルキリー」のカメラ含む)。これまで監視カメラはアタッカーにとって破壊すべきオブジェクトであったが、「Dokkaebi」の参戦により事情が変わってきそうだ。なお「Dokkaebi」が拾う前にスマートフォンを破壊してしまえば、監視カメラへのアクセスを阻止できる。
メインウェポンのひとつ「BOSG. 12.2ショットガン」は通常のショットガンとは異なり2発の弾丸を散開発射(通常は8発)。ハイリスク&ハイリターンの近距離用武器だ。ほかにも高性能のマークスマンライフル、2種類のマシンピストルがロードアウトに含まれている。
Vigil
「Vigil」(本名:Chul Kyung Hwa)はバリスティックマスクで顔を覆った第707特殊任務大隊所属のディフェンダー。彼が装着している「Electronic Rendering Cloak(ERC-7)」を発動すると、敵ドローンのカメラに姿が映らなくなる。ローマー向けのオペレーターと言えるだろう。アビリティの発動はクールダウン制。まったく探知できないわけでもなく、「Vigil」に接近(半径12m内)することでカメラのHUDに白いエフェクトがかかる。ただし画面には映り込まないため居場所をピンポイントで特定することはできない。
最大のカウンターピックは「IQ」。「ERC-7」発動中は「IQ」のスペクターで「Vigil」の居場所が丸分かりとなる。そのほか「サッチャー」のEMPグレネードを食らうとアビリティが一時的に使用不可になり、「トゥイッチ」のドローン攻撃を受けるとアビリティが無効化される(もちろん「トゥイッチ」のドローンカメラにも、アビリティ発動中の「Vigil」は映らない)。メインウェポンとしては「Dokkaebi」と同じく「BOSG. 12.2ショットガン」を装備できる。
Mok Myeok Tower
新マップ「Tower」は韓国・ソウルの観測塔。ビル内部はエンターテインメント施設となっている。1階にはレストランがあり、狭い通路・部屋が多いことから近距離戦が予想される。2階中央はミュージアム、南部はオフィスエリアとなっており、いずれも広々とした部屋・通路が並んでいる。ミュージアム内は全体的に暗いライティングの中、随所にネオンライトが設置されているのが特徴的だ。また1階・2階北部には吹き抜けの大広間がある。見通しがよく、垂直移動もスムーズに行える。ここまでオープンな室内スペースは他マップにはなく、どのような戦術が生まれるのか気になるところである。
アタッカーのスポーンポイントはビルの屋上となり、侵入経路としてはマップ中央のエレベーター昇降路、もしくは建物のファサードをラペリングで伝うルートが用意されている。一方でディフェンダー側はビルの外に出られず、エリア外への速攻は仕掛けられない。
「White Noise」実装時期とイヤー3スケジュール
シーズン4のコンテンツは現地時間11月20日にPC版テストサーバ上で配信され、問題がなければ12月5日に各種対応プラットフォーム(PC/PlayStation 4/Xbox One)にて正式実装される(パッチノートは近日公開予定)。まずはシーズンパス所有者向けの先行アクセス期間があり、全プレイヤー向けには1週間後に解禁される。なおシーズン4のアップデートでは「ミュート」のエリートスキン、新オペレーターの特別スキンも追加される予定だ。
また2018年から始まるイヤー3のスケジュールも公開された。イヤー2が長期運営の礎を築くための1年だとしたら、イヤー3は実験的な年。四半期ごとのシーズン制度を取ることに変わりはないが、シーズン1「CHIMERA」ではフランスとロシアのオペレーターに加えて、4週間のCo-opイベント「アウトブレイク」が開催される。新オペレーターはいずれもバイオハザード発生を想定したスペシャリストとのこと。詳細は2018年2月13日から18日にかけて催される「Six Invitational」で発表される予定だ。
続くシーズン2ではイタリアのGISオペレーター2人とイタリアマップ、シーズン3では米国・英国オペレーターの追加と既存マップの見直しが計画されている。そしてシーズン4のテーマは本作初となるアフリカ国となっており、モロッコのオペレーター2人とマップが登場する。