『Overwatch』1周年記念イベント配信開始。プレイヤー数3000万人を突破したGOTY作品の快進撃は続く
Blizzard Entertainmentは5月23日、マルチプレイFPS『Overwatch』について1周年記念イベントの配信を開始した。今回のイベント開催期間は日本時間6月13日まで。イベント中はトレジャーボックスに100種類以上の新コスメアイテムが追加される。ハンゾーの「ソーラン節」やウィドウメイカーの「バレエ」といった1周年を祝う各ヒーローのダンス・エモートのほか、ゲンジの「センタイ」スキン、ルシオの「ジャジー」スキンなど、特徴的なレジェンダリー・スキンがラインナップに加わっている。1年目にしてプレイヤー数3000万人を突破し、100以上のゲーム・オブ・ザ・イヤー賞を総なめにした本作の1年を共に祝おう。
イベントの開催にあわせて、新しいアリーナマップと、それらを使ったアーケードモードが追加されている。新しいアリーナマップは、Eichenwalde城近くのBlack Forest、Temple of Anubis外部のNecropolis、Doradoの街並みを見下ろす要塞Castilloの3つ。これらはイベント終了後もアーケードおよびカスタムモードにて常時プレイ可能。イベント期間中に実施されるアーケードモード「リミテッド・デュエル」は、各ラウンド開始時に提示される3体のヒーローから1体を選ぶ、1対1の対戦モードである。3体の中からどのヒーローを選択すれば有利になるのか、相手プレイヤーとのピックの読み合いが楽しめる。もうひとつの「ロックアウト・エリミネーション」は通常の3対3エリミネーション・ルールと異なり、各ラウンドの勝者は次のラウンド以降、同じヒーローを選択できなくなる。
最新のパッチ1.11.1.2には、期間限定コンテンツの追加だけでなく、各種ヒーローのバランス調整も含まれている。新ヒーローのオリーサについては、プロテクティブ・バリアのクールダウンが12秒から8秒に短縮された。かわりに通常攻撃のフュージョン・ドライバーがダメージ量9%ダウンの措置を受けている。開発陣が想定していたような「アンカータンク」として活躍するための第一歩となりそうだ。
なお『Overwatch』は5月24日より「オリジンズ・エディション」を置き換える形で「ゲーム オブ ザ イヤー・エディション」の販売を開始する。こちらではゲーム本体だけでなく、各種ヒーローのスキンをランダムで入手できるトレジャーボックス10個、特別スキン、そのほかBlizzard作品のゲーム内アイテムが同梱される。日本標準時5月27日から5月30日にかけては本作の無料プレイ期間(PC版は米国/欧州リージョンのみ)が設けられるため、これから『Overwatch』デビューを考えている方はチェックしておこう。