“運ゲー”ローグライトRPG『Sol Cesto』正式リリースで過去最大の賑わい。確率操作もするけれど、「進む先は運任せ」のダンジョン探索
パブリッシャーのGoblinz Publishing/Maple Whisperingは4月11日、ローグライトゲーム『Sol Cesto』を正式リリースした。本作は過去最大の賑わいを見せている。

パブリッシャーのGoblinz Publishing/Maple Whisperingは4月11日、ローグライトゲーム『Sol Cesto』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。バージョン1.0ではキャラクターそれぞれに固有のエンディングが実装されたほか、バランス調整やUIの見直しなど、広範にわたってコンテンツの改善/追加が図られている。
『Sol Cesto』は確率に翻弄されつつダンジョンの奥底を目指すローグライトRPGだ。本作の世界では太陽が行方不明になっており、ダンジョンの最深部に隠れてしまったといわれている。プレイヤーは自分のキャラクターを選び、ダンジョンの踏破を目指して冒険する。

ゲームプレイは、1行が4枚のタイルで表現されるダンジョンを中心に展開する。タイルには敵や宝、回復アイテムなどさまざまな種類があり、プレイヤーは1枚のタイルを実行してゲームを進めていく。一定枚数のタイルを実行すると次のフロアの鍵が開き、先に進めるようになる。
本作の特徴は、プレイヤーは実行するタイルを「行単位」でしか選べず、選んだ行からランダムで1枚が実行されることだ。仮に選んだ行に宝のタイルが1枚、敵のタイルが3枚存在するなら、原則として25%の確率で宝が手に入り、75%の確率で敵と戦うことになる。
そしてタイルが選ばれる確率は装備品を集めたりすることで、数パーセントずつ操作することができる。確率を少しずつ自分に有利に操作しつつ、ときに運を天に任せて、戦略と幸運の合わせ技でダンジョンを攻略するのだ。

本作は2025年5月に早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2300件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。戦略を練ればある程度ゲームを有利に運べるゲーム性が評価されつつ、それでも完全に運から解放されることはなく、幸運が続いたときの快感や裏目を引いたときの理不尽さも味わえる、ほどよい“運ゲー”として評価する声も散見される。
そんな『Sol Cesto』が4月11日に正式リリースされた。バージョン1.0では、もっとも大きな変更として本作のメタプログレッション(恒久アップグレード)が刷新。これまではシンプルにコインを投じてアンロックしていく形式だったが、開放に特定の条件が求められるものが実装された。なおこの変更に伴い以前のバージョンのセーブデータとの互換性がなくなったため、プレイヤーへの埋め合わせとして多数の強化をアンロックできる量のコインがプレゼントされている。なおプレゼントは受け取り拒否することも可能で、ゲームバランス的には受け取らないで進むことを「強く推奨」しているという。

そのほか、プレイアブルの7人のキャラにそれぞれ異なるエンディングが実装。また追加のミニエリアや、オープニングムービー、Steam実績への対応などもおこなわれている。本作の開発はこれで一区切りとなり、バグの修正やSteam Deckへの最適化、コントローラー対応などをおこないつつ、開発チームは新たなプロジェクトを始める予定とのことだ。
なお正式リリースを受けて本作のプレイヤー数も急増しており、同時接続プレイヤー数はピーク時に1180人を記録(SteamDB)。早期アクセス配信開始直後も大きく上回る、本作史上最高の盛り上がりを見せている。本作はフランス在住でゲームデザインについてのYouTubeチャンネルを運営するGéraud Zucchini氏が開発を主導し、フランスのコミック作家chariospirale氏がアートデザインを手がけたことで、フランスを中心に以前から注目を集めていた作品。新たなプロジェクトに取り掛かるというGéraud氏らの次回作も注目される。
『Sol Cesto』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在セールがおこなわれており、4月25日まで定価の33%オフとなる税込1072円で購入可能だ。
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