『428』イシイジロウ氏の新作プロジェクト、「クラファンサイトからお金が届かない」と糾弾。法的措置も含めて対応へ 

このたびクラウドファンディングサイト「うぶごえ」からの入金が滞っていることが明かされた。

ゲームデザイナーのイシイジロウ氏が昨年4月に発表した新作プロジェクト『シブヤスクランブルストーリーズ』。翌5月にクラウドファンディングサイト「うぶごえ」にて開始されたキャンペーンでは、目標額を大きく超える5500万円の支援額を集めたが、このたびうぶごえからの入金が滞っていることが明かされた。

『シブヤスクランブルストーリーズ』は渋谷を舞台とする実写アドベンチャーゲームだ。『428 ~封鎖された渋谷で~』のディレクターを務めたイシイジロウ氏を筆頭に、同作ほか『街 ~運命の交差点~』『タイムトラベラーズ』などの出演者およびスタッフが集結して制作される。なお上述の作品とは著作権的にも完全に独立した新作であることが説明されていた。

そんな本作は、昨年4月に発表され、その後クラウドファンディングが2025年5月から7月にかけて実施された。All or Nothing方式で、目標金額は500万円に設定された。同プロジェクトは3522人の支援者により約5475万円の支援金を獲得。達成率は1000%超えという大成功を収めた。

しかし、今回本作の公式Xアカウントで説明された内容によると、うぶごえにおける入金の遅延が発生しているという。集めた支援金のうち、2775万円がプロジェクトチームに届いていないとのこと。実に支援金の半分近くが未払いとなっている模様だ。

開発元は、プラットフォーマーからプロジェクトオーナーに入金がおこなわれないという事態は前代未聞であるとして、遺憾を表明している。すでに弁護士と協議を開始し、法廷措置を含めた対応に踏み出しているそうだ。

プロジェクトは引き続き進行する一方で、資金面での影響は避けられない状況であり、スケジュールに一部調整が生じる可能性を説明。この逆境を糧に、ユーザーの期待を超える作品を必ず届けるという覚悟を表明した。クラウドファンディングのリワードについては、発送をともなうリワードについてはすでに支援者への発送が完了しており、今後予定しているゲーム内への反映などのリワードについても開発・制作を継続するという。

なお、うぶごえは株式会社うぶごえによって2021年1月から運営されているクラウドファンディングサイトだ。掲載者の手数料0円などがアピールされている。本件について現時点ではうぶごえ側からの声明は確認できておらず、動向が注目される。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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