最上位CPU「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」発表。ついに「3D V-Cache」2枚載せ、ゲーミング性能にも期待
AMDは3月26日、「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」を発表した。

AMDは3月26日、「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」を発表した。4月22日から販売が開始されるという。
「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」はRyzen 9000シリーズの最上位グレードCPUだ。16コア32スレッドで動作し、ベースクロックは4.3GHz、最大ブーストクロックは5.6GHzとなっている。L3キャッシュを垂直に積層する「3D V-Cache」技術の第2世代を採用しており、L2キャッシュとあわせて合計208MBもの大容量キャッシュが搭載されている。


同モデルは「Ryzen 9 9950X3D」のアップグレード版にあたる。2025年3月に発売されたこのモデルでは、2枚に分けて搭載されるCCDのうち、3D V-Cacheを片側のCCDにのみ搭載するという仕様。さらに、データがCCD間を移動するいわゆる「CCD跨ぎ」により遅延が発生するといった弱点もあり、ゲーミング性能においては8コア16スレッドの「Ryzen 9 9800X3D」に軍配が上がっていた。
一方、今回発表された「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」では、各CCDに1枚ずつ、計2枚の3D V-Cacheを搭載。依然としてCCD跨ぎは起こるものの、各コアがキャッシュに均等にアクセスできるようになり、3D V-Cacheの強みをより活かすことができそうだ。ゲーミング性能についての詳細は明かされていないものの、レンダリング性能やシミュレーション性能などを含めた性能を「Ryzen 9 9950X3D」と比較すると、5%~10%程度向上することが紹介されている。

なお価格は未定ながら、進化元の「Ryzen 9 9950X3D」は現在の相場でも10万円を超えているなど、一般向けのCPUとしては高額なモデル。どのような価格がつけられるのか、またそのゲーミング性能は如何ほどなのか注目したい。
「Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition」は4月22日に発売予定。
【UPDATE 2026/3/27 13:58】
CCD跨ぎに関する記述を調整
【UPDATE 2026/3/27 14:41】
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