だるま培養ローグライト『だるま観察日記』Steamにてお披露目。指数関数的に増殖するだるまを見守る、“逃げ遅れるとアウト”な瀬戸際エネルギー実験

りりぃカンパニーは3月24日、『だるま観察日記』のSteamストアページを公開した。

ゲーム制作チームのりりぃカンパニーは3月24日、『だるま観察日記』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。動画やスクリーンショットなども公開されている。

『だるま観察日記』は、だるまを培養してエネルギーを回収しながら、崩壊へと向かう実験場から無事に脱出する、ローグライト要素のある観察シミュレーションゲームである。本作の舞台は、だるまと呼ばれる無機質で不安定な存在がいる世界。もんじゅエネルギー実験場では、だるまの消滅時に得られる不思議なエネルギーを回収していた。本作でプレイヤーは、実験場でだるまの培養・観察を実施。時間経過によってさまざまな災害が発生する実験場で、エネルギーをギリギリまで回収しようとする。どんどん制御不能に陥っていく実験場での、不安定なエネルギー回収が繰り広げられる。

本作ではだるまたちを、円(シャーレ)の中で扱う。プレイヤーがだるまを円の中に配置すると、彼らは自律的に動き出し、互いに衝突し合って新しい子だるまを生み出す。子だるまが成長することで、実験場内でのだるまの数が増えていく。

ただしだるまは、密度が高まると病気や極悪化といったリスクが増加。室温の変化によって、感染や火災なども生じる。不安定なだるまたちに対し、プレイヤーは資金を消費してアイテムを各円の中に一つずつ設置できる。アイテムでは病院による病気対策や、ストーブ/扇風機による室温操作、顕微鏡による成長促進などが可能。円に置いた施設などによって、だるまの増え方や壊れ方が大きく変化するという。本作では上手く資金を使って刻一刻と悪化していく状況に対応することで、だるまを増やしてエネルギーを回収していくのだ。

本作では実験場に長く滞在するほどカオス係数が上昇し、不思議なエネルギーは大きくなる。しかし状況の悪化していくとゲームオーバーになってしまうため、プレイヤーは実験場が崩壊するまでに脱出する必要がある。脱出は画面右下のボタンから可能であるものの、脱出ボタンを押すと帰宅準備時間に入り、一定時間の操作ができなくなるという。長くいるほどエネルギーが取得できるが、居すぎるとゲームオーバーになり、脱出までに少し時間が必要なため、脱出のタイミングを見極めることとなる。

要素としては、脱出成功時には観察日記が更新されて、世界の仕様や構造が明らかになるという。また獲得したエネルギーによって新たな施設や強化要素が解放可能。繰り返し挑戦するとより危険な領域へ踏み込めるそうだ。

本作は、おれんじりりぃ氏によるゲーム制作チーム「りりぃカンパニー」が手がけている。公式サイトによると、過去作としては2024年3月にジオラマ探索アドベンチャー『Eye On The World』をリリース。同作は記事執筆時点で、Steamのユーザーレビュー22件中100%の好評となっている。ボクセルで表現されたジオラマから特定の物を探すゲームプレイが、気軽に遊べるなどとして評価されているようだ。また2025年8月には、写真撮影アドベンチャー『MAHOROBA CAT』もリリースしている。

本作は、そんな同氏による新作となるようだ。同氏のポストによると、本作では癒やしや可愛さといった要素はゼロ。判断し続けながら壊れゆく実験場からの脱出タイミングを見極める、緊張感のあるゲームプレイを目指して開発されているようだ。

『だるま観察日記』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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