とある個人開発者、バズったショート動画の収益“約16万円”を「インディーゲーム購入」に全額投入。みんなのイチ押し120本爆買い
自作ゲームのYouTubeショートが人気となり収益化したゲーム開発者が、その収益を全額インディーゲーム購入に費やしたようだ。120本にもわたるリストが公開されている。

ゲーム開発者のonlypancak3s氏は3月23日、自作ゲームのYouTubeショートが収益化され、1000ドル(約16万円)分の利益が出たと報告。同氏はなんとその全額をインディーゲーム購入に費やしたようだ。
onlypancak3s氏は『Sensory Overload』の開発を手がけている、スロベニアの個人ゲーム開発者だ。同作はボクセル世界をひたすら駆け抜け、スコアを稼いでいくゲーム。チューブ状のフィールドにはいくつも障害が設けられており、突破するたびに速度が上昇していく。なお同氏はサイケデリックな色合いやバランス感覚を失わせるようなステージデザインで、Sensory Overload(感覚過負荷)の名の通り五感に負荷をかけ、“ゲーマーを虐待する”ことを目指しているという。
そんな『Sensory Overload』について、onlypancak3s氏は今年1月よりYouTube上でショート動画などでの宣伝を実施していた。インパクトのあるゲーム映像が話題を呼び、『Sensory Overload』はさっそく話題になった。また現地時間2月17日にSteamストアページを公開したところ、4日間で1万4000件近くのウィッシュリスト登録が寄せられたという。さらに再生数も右肩上がりで伸びていき、投稿動画は軒並み数十万再生を獲得。もっとも再生されたショート動画は1000万回再生を超えており、バイラル化している様子もうかがえる。
そして3月23日、onlypancak3s氏は最近になって自身のYouTubeチャンネルが収益化されたことを報告。これまでの再生数や登録者数を示すグラフとともに、約1019ドル(約16万2000円)の収益となったことを明かしていた。
続けてonlypancak3s氏は、収益のすべてを「インディーゲーム購入」に費やすと発表。個人開発ないし小規模チーム、あるいは「素晴らしいインディーゲーム」をおすすめしたいユーザーに向け、Steamリンクを当該投稿に返信するように呼び掛けた。こうした取り組みをおこなう理由については述べられていないものの、同じインディーゲーム開発者として、支援をおこなう目的もあったのかもしれない。
そうして翌日の3月24日、onlypancak3s氏はおすすめされたインディーゲームを約1000ドル分購入したと発表。購入本数は合計で120本となったようだ。今回の取り組みをonlypancak3s氏は「今までで一番良い1000ドルの使いかただった(Best $1,000 I’ve ever spent)」と振り返っている。投稿にはリストに名を連ねたゲームの開発元からの感謝の言葉も寄せられている。
ちなみにラインナップはGoogleスプレッドシート上にまとめられており、『Rusty’s Retirement』や『ボウと月夜の碧い花』、『Brotato』をはじめとしてさまざまなタイトルが並べられている。価格帯やジャンルもさまざまで、中にはSteamスプリングセールの対象となっているタイトルも存在。興味のある人はスプレッドシートから気になる作品を探してみるのもいいだろう。
onlypancak3s氏の手がける『Sensory Overload』はPC(Steam)向けに開発中だ。
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