人間とロボットの思いやりADV『ドッペルテスト』3月20日配信へ。引きこもりがち高校生と代理ロボットの、“本物”を譲り合う優しいストーリー
うすいしお氏は3月18日、『ドッペルテスト』を3月20日にリリースすると告知。本作は引きこもりの高校生とその代理ロボットの、互いに“本物”を譲り合う2週間が描かれるADVだ。

ゲーム開発者のうすいしお氏は3月18日、『ドッペルテスト』を3月20日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で価格は580円。今週末リリースに向けて調整中とされていたが、明日のリリースが決定となったようだ。
『ドッペルテスト』は、引きこもり高校生と代理ロボットのどちらが本物にふさわしいか審査を受ける、暖かくて優しいADVである。本作の主人公の一人・カガリは内向的で家に引きこもりがちな高校生だ。引きこもりのカガリに代わって、代理ロボットのカガミが社会生活を送っていた。
本作ではある日、そんなカガリとカガミのうち、どちらかが本物のカガリになることとなる。代理ロボットのカガミが本物になると、人間のカガリは独立した市民として認められず、カガミの庇護下で生活することになる。しかし人間のカガリは、ロボットに人生を任せたい。一方の代理ロボットのカガミは、カガリに人間らしく生きてほしいと思っていた。譲らない2人は、どちらが本物のカガリに相応しいか審査を受ける。互いに相手が相応しいと思っている人間とロボットによる、14日間のテストが繰り広げられる。


本作でプレイヤーは、人間のカガリと代理ロボットのカガミの過ごす日々を見守っていくようだ。本作では、プレイヤーが2人の行動を決める。「学校に行く」「資料を提出」「友達と遊ぶ」といったタスクを、左右に振り分けて決定。彼らがタスクに従う中でほかの登場人物と出会い、自分自身とも向き合い、どちらが本物になるかの決断をするという。タスクの振り分けによって関係性も変わり、結末も変化する。なお本作では、本物の座を巡る競争や騙し合いはない。人間がロボットを気遣い、ロボットが人間を想う、穏やかな空気のままストーリーが描かれるそうだ。

本作は、開発者のうすいしお氏によるサークル「ぬくもりロボット工房」が手がけている。同氏の過去作としては、『ここにゲームなんてないよ 』『ハッキング・ポクラッテ! 』など多数の作品がブラウザ向けに公開されている。2022年にSteamで公開した『ロボットガール・ミーツ・ヒューマン!』では、記事執筆時点でユーザーレビュー67件中98%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。同作では、作中の優しく穏やかな雰囲気などが評価されていた。
本作『ドッペルテスト』では、ロボットのいる世界を独自の切り口で表現しているという。プレスリリースによると、ロボットの反乱など人間との対立を描く作品多いが、本作ではロボットと人間が互いを思いやり、権利を譲り合う、優しく奇妙な関係で描いているという。穏やかでおかしくて少し切ないストーリーになっているそうだ。また本作では、Unityroomにてイベント出展時の体験版がブラウザ向けに公開中となっている。
『ドッペルテスト』はPC(Steam)向けに、580円で3月20日発売予定だ。
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