『ぽこ あ ポケモン』で“フシギダネギャル概念”が爆誕、たちまちブームに。つたハートではしゃぐ、活発ギャル概念

『ぽこ あ ポケモン』に登場するフシギダネが、一部で熱狂的な人気を誇っている。

株式会社ポケモンは3月5日、『ぽこ あ ポケモン』を発売。本作に登場するポケモンはメタモンなどとコミュニケーションを取るが、とあるポケモンがその口調や性格などから大きな人気を博している。

『ぽこ あ ポケモン』は、ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモンが主人公のスローライフ・サンドボックスゲームだ。舞台となるのは、かつて多くのニンゲンとポケモンたちが暮らす街があったものの、ニンゲンもポケモンもすっかりいなくなった世界。プレイヤーは長い眠りから目を覚ましたメタモンとなり、木や石などを材料にして道具や家具などを作成。また建物を建て、環境を整備し、ポケモンたちが住みやすい場所を作り上げていく。

本作ではさまざまなポケモンが登場。ポケモンは種類ごとに1匹だけ登場する方式となっており、その代わり特徴的な一人称で会話したり、ポケモンごとに性格も異なったりとユニークなキャラクター付けがおこなわれている。そんなポケモンたちの中で特に人気を博し、話題となっているポケモンがいる。それはフシギダネだ。

フシギダネは全国図鑑で図鑑番号1番のポケモン。くさ/どくタイプのたねポケモンで、背中に背負った、袋のような大きな種が特徴だ。種はフシギダネの進化と共に成長するほか、種からつるを伸ばし、ものを取ったり攻撃に使ったりすることなども可能だ。

本作でフシギダネが人気を博しているのは、その口調によるところが大きいようだ。カントー地方の初期3ポケモンたる“御三家”については、一人称はヒトカゲが「おれ」、ゼニガメが「オイラ」、フシギダネが「ウチ」となっている。つまりフシギダネのみ女の子のようなキャラクター性であり、口調からは前向きで優しげな印象を受け、ストレートに感情を表現するものが多い。感嘆符なども多用する点から活発さや陽気さがうかがえる。

加えてお願いごとを叶えた際にはつるでハートマークを作成するチャーミングな一面も。これを「指ハート」などになぞらえるプレイヤーも多くみられ、口調や性格なども踏まえて本作のフシギダネは“ギャルっぽいキャラ”として一部ファンの間で定着を見せているようだ。

そのほか、ポケモンを人型のキャラクターとして二次創作をおこなう、「ポケモン擬人化(ポケ擬)」での流行を見せていることも『ぽこ あ ポケモン』の“フシギダネギャル概念”の定着に一役買っている様子。リリース後からさっそくファンアートが描かれて人気を博している

ちなみに本作の発売前には、フシギダネではなく「ヤドン」がギャルっぽいキャラになるのではないかという不思議な憶測も広まっていた。トレイラーにおいて「あ~ でもでも このあたりって じめんが デコボコで 歩きにくくてえ~」というセリフのみチラ見せされたことで、その気だるそうな口調からギャルとして認識され、やはり擬人化ファンアートなどが描かれて話題になっていた。

ところがヤドンについては発売後に一人称が「オデ」であると判明。ヤドンをギャル化する風潮は一転して終息を見せることとなった。行き場をなくしたポケモンのギャル化需要がフシギダネのキャラクター性と噛み合ったことも、フシギダネギャル概念の人気が白熱している背景にあるのかもしれない。

本作ではさまざまなポケモンが登場する一方で、「うすチュウ」などをはじめとして、これまでのシリーズ作品ではあまり見ることのなかった特徴を持ったポケモンも多く登場。『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズのようにポケモンたちは言葉を用いて会話し、さらに今回のフシギダネのように、ポケモンそれぞれに色濃いキャラクター性が付与されている。そうした持ち味が、コミュニティの一部でこれまでにないような熱狂的な盛り上がりを生んでいるのだろう。

『ぽこ あ ポケモン』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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