大手ゲーム小売店が「PS3、Xbox 360、Wii U」を“レトロゲーム機”として扱うと表明。レトロと呼ぶには早いけど

大手ゲーム小売店GameStopが公式にPS3、Xbox 360、Wii Uを「レトロコンソール」として扱うと宣言し、注目を集めている。

アメリカの大手ゲーム小売店GameStopは3月17日、今後公式にPS3、Xbox 360、Wii Uを「レトロコンソール」として扱うとXの投稿で発表した。この発表を受け、これらのコンソールが「レトロ」として扱われることに対し、一部ゲーマーたちの間に衝撃が走っているようだ。

GameStopによれば、この判断至るまでに各種指標を慎重に分析したそうで、たとえば「コンポーネントケーブルの存在」のほか、「『Fortnite』がない」「ジョージ・W・ブッシュが大統領だった時代に発売された」ことが挙げられた。なお、Wii U発売時のアメリカはオバマ政権時代であるなど、一部ツッコミどころのある内容となっている。冗談めかしつつ、PS3、Xbox 360、Wii Uの“レトロコンソール宣言”をおこなったかたちだ。

実際にGameStopがこれらをレトロコンソールとして扱うに至った明確な理由は不明だが、PS3は2006年発売、Xbox 360は2005年発売と、すでに発売から約20年が経過。最も新しいWii Uでも2012年の発売であり、すでに約14年前のコンソールだ。さらに、昨年のNintendo Switch 2の発売により、いずれのコンソールも現行機から2世代前の機種となった。こうした事実を考えれば、これらが「レトロ」として認定されるのも多少の納得感はあるかもしれない。

一方で、この声明を受けて欧米を中心としたゲーマーたちからは驚きの声や「まだレトロと感じない」といった反応も続出している。これらのコンソールで発売されたゲームには、リマスター・リメイクなどで移植され、現行のコンソールやPCで引き続きプレイされているものが少なくない。この中にはたとえば『DARK SOULS』や『ゼノブレイドクロス』など、オリジナル版の3Dグラフィックをベースにブラッシュアップされた作品も多い。各タイトルがローポリゴンやドット絵の一般的なレトロゲームとは異なる点も、“レトロコンソール扱い”が一部ゲーマーのイメージと違っている背景にあるのだろう。

GameStopの声明で同社は、これらを公式にレトロコンソールとして分類したが、依然として非常にクールなコンソールであり、発売当時に所有していた人も決して年老いているわけではないとフォローを入れつつ締めくくっている。あくまで同社の各店舗での値付けや取り扱いにおいて、今後レトロコンソールに分類されるという告知なのだろう。GameStopでは故障して電源が入らなかったりと状態の悪い本体や周辺機器の下取りもおこなっているそうで、物置などに眠っている本体を持ち込んでもらう狙いもあるのかもしれない。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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