Valve、Steam Machineなどの新デバイスは「今年中に発売予定」と強調。“来年に延期する可能性”を報じられ、やんわり言い方チェンジ

ValveはSteam Machineなどの新デバイスについて、2026年内の出荷予定であることを強調している。

Valveは3月7日、公式ニュース記事「Steam-2025年を振り返って」を公開した。この記事の中では当初、Steam Machineなどの新デバイスについて「we hope to ship in 2026(2026年内の出荷を望んでいる)」と表現されており、海外メディアでは2027年への延期の可能性が示唆されたのではないかといった報道がなされた。これを受けてかValveは記事内の表現を変更し、2026年内の出荷予定であることを明言している。

Valveは昨年11月、小型ゲーミングPC「Steam Machine」およびゲームパッド「Steam Controller」の新モデルと、VRヘッドセット「Steam Frame」を発表(関連記事123)。それぞれ2026年初頭に出荷予定であることを伝えていた。一方で今年2月にValveは、メモリとストレージの世界的な供給不足を受けて、2026年上半期の出荷目標自体には変更はないものの、新デバイスの出荷スケジュールや価格の見直しをおこなう必要に迫られていると報告していた(関連記事)。

そうした中で今回公開された「Steam-2025年を振り返って」では、新デバイスの出荷スケジュールについて改めて言及。日本向けの記事では2026年上半期の出荷を目指していることが説明されている一方で、英語圏向けには当初「we hope to ship in 2026(2026年内の出荷を望んでいる)」と記載され、メモリやストレージ不足の影響が説明されつつ計画が固まり次第報告されることが伝えられていた。

この点について、IGNPC Gamerなど海外メディア各誌により新デバイスが2027年に延期する可能性が示唆されたと報じられることになった。先んじて出荷スケジュールの見直しの必要性が伝えられていたところに、「hope」との表現が用いられたことで“深読み”を招いたのかもしれない。こうした反応を受けてか記事は更新され、本稿執筆時点では「we will be shipping all three products this year(3つの製品をすべて今年中に出荷する予定です)」との記載に変更。少なくとも現時点では2026年内の出荷が計画されていることが強調されている。

Steam Deck OLEDモデル

なお昨今ではメモリやストレージ不足により、PCメーカー各社が一部製品の値上げに踏み切っている状況だ。また先日ValveはSteam Deck OLEDモデルについて、海外向けに一部地域で一時的な在庫切れとなる恐れがあると告知されていた(関連記事)。なお国内向けには物流コストの上昇および為替環境の変動を踏まえて、3月6日より定価の値上げが実施。今後も再入荷はおこなわれるものとみられるが、現時点では売り切れとなっている(関連記事)。

このほかマイクロソフトおよびASUSが手がける「ROG Xbox Ally X」についても国内向け定価が引き上げ(関連記事)。ゲーム向けデバイスも影響についても、品薄や値上げといったかたちでメモリやストレージ不足の影響が垣間見える状況だ。あくまで“年内発売”の計画に変更はないとみられるValveの3つの新デバイスについても、価格や出荷スケジュールへの影響は引き続き懸念されるところだろう。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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