『ファイナルファンタジーXI』、3ワールド目の“新規参入制限”へ。昨年に引き続き混雑増すMMORPG
スクウェア・エニックスは3月3日、MMORPG『ファイナルファンタジーXI』について、お知らせを公開。Odinワールドにて混雑度合いが深まり、新規参入を制限するのだという。

スクウェア・エニックスは3月3日、MMORPG『ファイナルファンタジーXI(以下、FF11)』の人口が集中しているワールドについてのお知らせを公開した。Odinワールドの混雑が深刻化しているとして、新規キャラクターの作成停止や、ワールド移転の利用停止などがおこなわれている。
『FF11』は2002年にリリースされた月額課金制のMMORPGだ。舞台となるのは、中世ファンタジー風の世界ヴァナ・ディール。プレイヤーは5つの種族から分身となるキャラクターを作成し、ストーリーやミッションを攻略しながらキャラを育成。ときにはほかのプレイヤーと交流したり協力したりしながら、この世界を自由に冒険していく。
本作にてプレイヤーは、スクウェア・エニックスのサーバーに接続してゲームをプレイする。サーバーは「ワールド」として人数上限が設けられており、同じワールドのプレイヤー同士で冒険したり交流したりできるわけだ。ユーザー向けには16のワールドが稼働しており、キャラクターをほかのワールドへ移動するには、有料の「キャラクターワールド移転サービス」を利用する必要がある。
そんなワールドの一つ、Odinワールドにて混雑の度合いが急速に深まり、対策が必要な水準に達したことが発表された。Odinワールドは全ワールドのうち3番目の規模のプレイヤーが活動しており、昨年後半から新規プレイヤーの多くから選択されるワールドになっていたという。しかしながら、サーバー処理量がオーバーして不具合を誘発する可能性が高い状況に達したため、3月10日より以下の対応が実施予定となっている。
・Odinワールドへの「キャラクターワールド移転サービス」の「転入」利用停止
・Odinワールドへの新規キャラクターの作成停止 (※1)
・Odinワールドを対象とした「冒険者紹介システム」の新規利用停止
※1:すでにOdinワールドにキャラクターが存在する場合は除く。
なお、2025年7月にはAsuraワールド、同年10月にはBahamutワールドについて、移転や新規キャラクターの作成が停止する対応がとられていた(関連記事)。この両ワールドについてはプレイヤー数の微減はしているものの、サーバー処理状況に変化はないため、引き続き新規参入制限を継続するとのこと。昨年には全体人口が増加傾向にあることも発表されており、現在もその傾向は続いているようだ。
人口増加の要因は定かではないものの、昨年の新規参入制限で話題になったほか、今年1月にはノートリアスモンスターが再出現する不具合に対して、ゲームマスターが人力で討伐していくという一風変わった対処法がおこなわれていた(関連記事)。同“イベント”を取り上げた弊誌記事のポストは、Xにて4万以上の「いいね」、約350万ビューを獲得するほどの注目を集めている。混雑の背景として、RMT目的の「業者」の存在も報告されているものの、こうした定期的な話題によってコミュニティも盛り上がり、新規プレイヤーや復帰プレイヤーが増えているのかもしれない。
ちなみに、本作はミッションをクリアして「フェイス」を入手することで、さまざまなNPCを呼び出してソロでも冒険することが可能。このフェイスは元々パーティープレイの補完という位置づけであったところ、「ソロプレイでの行動範囲をより広く、快適に楽しめる」ような刷新が予定されている。3月上旬にはその第一弾として、フェイスの基礎パラメータを強化できる「フェイスポイント」が実装予定。つまり、一般的なRPGの仲間NPCのように成長させながら共に冒険できるようになるわけだ。興味のある方は、この機会にプレイするのもいいだろう。
『ファイナルファンタジーXI』は、Windows向けにスクウェア・エニックスe-STOREにて販売中だ。
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