今度は『パズドラ』まとめサイト「パズ速」が更新停止を発表。『FF14』まとめサイトに続き、“自主停止”相次ぐ
『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』関連のいわゆるまとめサイトであった「パズ速」は3月4日、同サイトの更新停止を発表した。

『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』関連のいわゆるまとめサイトであった「パズ速」は3月4日、同サイトの更新停止を発表した。直近では『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)のまとめサイト「ネトゲ速報」がスクウェア・エニックスとの協議を経て閉鎖を発表し、その後別のまとめサイト「馬鳥速報」の管理者が自主的にサイトの更新停止を表明したことも記憶に新しい。まとめサイト管理者が運営を停止する流れが続いているといえる。
「パズ速」は、5ちゃんねるなどの『パズドラ』関連スレッドの投稿を引用して掲載していた、いわゆるまとめサイトであった。今回同サイトは3月4日をもって更新を停止すると発表。読者への感謝が綴られるとともに、最近では攻撃的な内容や誹謗中傷が含まれたコメントや言い争いなども増えていたという。そうしたなかで暴言や差別的な表現を含むコメントを大量に削除せざるを得ない状況もあったそうだ。
またコメントを禁止・削除してもスマートフォンではIPアドレスを変更したうえで書き込まれるうえ、コメントを禁止したIPアドレスの数はブログシステムの上限に達していたとのこと。そうした状況から今後管理が難しいと考え、ブログの更新を停止するに至ったことが説明されている。
なお直近では、スクウェア・エニックスが3月2日に、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)スタッフの社会的評価を低下させる内容を含む記事を掲載していた「ネトゲ速報(旧:FF14速報)」の管理者を特定し、協議の結果和解に至ったことが発表された。
和解に際しては、“サイトの閉鎖、謝罪文の掲載および解決金の支払い”がおこなわれたことも説明されている。さらにスクウェア・エニックスは「カスタマーハラスメントに対する対応方針」に基づいて今後も特定の個人を攻撃する行為や、役職員等の安全・精神的な平穏を脅かすハラスメント行為に対しては法的措置を含む厳正な対処を継続すると表明。そうした厳しい対応の事例が示された翌3月3日には、別の『FF14』まとめサイト「馬鳥速報」が自主的に更新停止・休止を発表していた(関連記事)。
つまり「ネトゲ速報」でのハラスメント対応を皮切りにして、ふたつの大手まとめサイトが次々と更新停止を表明しているかたちだ。特に、今回の「パズ速」は『FF14』ではなく『パズドラ』のまとめサイト。「ネトゲ速報」の事例はゲームの種類を問わず別のまとめサイト運営者らに影響を与えていることもうかがえる。
一方で「パズ速」においては、コメント欄への対処の難しさが伝えられた点にも留意したい。先述した「馬鳥速報」の更新停止発表においても、誹謗中傷コメントへの対応としてIPアドレスでBANをおこなっても、スマートフォンユーザーがIPアドレスを変えて再度書き込むため対処が難しかったことなどが説明されていた。サイト管理者側で作成する記事の内容とは別に、管理の難しいコメント欄で誹謗中傷が生じうることは運営における懸念としてあるのだろう。業界で毅然としたハラスメント対応が表面化し、管理上のリスクがいっそう強まったことも、まとめサイト管理者による運営停止が相次いでいる背景としてあるのかもしれない。
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