“目を離すと死”SCPホラーゲーム『SCP – Containment Breach』Steam版、無料配信開始。傑作フリーゲームが今になってSteamに
SCP-CB Community Preservation Projectは2月21日、『SCP – Containment Breach』をPC(Steam)向けに無料で配信開始した。

SCP-CB Community Preservation Projectは2月21日、『SCP – Containment Breach』をPC(Steam)向けに無料で配信開始した。本作は高い評価を受けたフリーゲームであり、Steamでの配信開始を受けてさっそく好評が集まっている。
『SCP – Containment Breach』は、異常存在にまつわる創作群「SCP財団」を元にするサバイバルホラーゲームだ。舞台となるのはSCP財団の収容施設。プレイヤーはDクラスの職員、つまり使い捨ての実験要員となり、異常存在が脱走した施設内からの脱出を目指す。
本作で対峙する主要な異常存在として挙げられているのは「SCP-173」だ。コンクリート製の彫像だが、目を離した相手にすさまじい速度で接近して首をへし折るという。SCP-173は誰かに見られている限りはその場から動くことはないものの、本作でプレイヤーキャラはさまざまな異常存在が徘徊する施設をたったひとりで彷徨うことになる。さらにキャラは定期的に「瞬き」をするため、近くにSCP-173がいた場合には襲い掛かられ、あっけなく死に至るわけだ。
このほか本作ではマップが自動生成される仕組みを採用。数多くの障害も待ち受けており、キーカードやアクセスコードが必要なドアロックや、瞬きの頻度が増えるガスなどに行く手を阻まれることとなる。
本作はJoonas Rikkonen氏によって制作され、2012年にフリーゲームとして公開。まだSCP財団を題材とするゲームが少ないころに展開されたことも相まってか人気を博し、日本でも実況プレイ動画などで一定の知名度をもつタイトルだ。同氏によるデベロッパーUndertow Gamesで開発が継続されたのち、Third Subvision Studioも参加するかたちでv1.3.11までアップデートが続けられた。


このたびはそんな『SCP – Containment Breach』がSteam向けに配信開始されたかたち。コミュニティ制作の修正、快適性向上、Steam向けの統合などが数多く盛り込まれているそうだ。またDirectX 9の対応により、現代のシステムや画面解像度にも対応。人気のオープンソースツール「Containment Breach Room Editor Extended」が同梱されているほか、Steamワークショップにも対応しており、Modの作成・共有・導入がこれまでにないほど容易な決定版としてアピールされている。
Steamユーザーレビューではさっそく本稿執筆時点で約290件中99%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。先述したようにSteam向けに最適化されていることで快適に遊びやすく、また古いゲームながらも「瞬き」など特徴的なシステムによる恐怖感・緊張感が今遊んでも楽しめると称賛を受けている。
昨今ではさまざまなSCP財団を題材とするホラーゲームや、異常存在や収容といったモチーフを散りばめるゲームもさまざま展開されている。その草分け的存在ともいえる本作をこの機会にプレイしてみるのもいいかもしれない。ちなみに本作はオリジナル版、今回のSteam版共に日本語には非対応。国内ユーザーからは今回のSteam版配信を受けて、将来日本語化Modの登場も期待されているようだ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


