EAスケボーゲーム『skate.』、「課金しないと制限あり」新マップ実装で非難轟々。以前の“謳い文句”と違うとして
Electronic ArtsおよびFull Circleは2月21日、『skate.』のシーズン3以降に関する情報を公開した。

Electronic ArtsおよびFull Circleは2月21日、『skate.』のシーズン3以降に関する情報を公開。その中で発表されたシーズン3の新マップについて、シーズンパスの購入の有無によってプレイ可能な期間が制限される仕様も明かされ、多くのユーザーの反発を招いている。
『skate.』はスケボーゲーム『Skate』シリーズの15年ぶりの新作。舞台となるのは4つのエリアで構成されたオープンワールドの街「サン・ヴァンステルダム」。スケボースポットを探したり、ミッションやスキルアップチャレンジに挑戦したり、あるいは期間限定のシーズンイベントに参加したりなどして楽しめる。オンラインマルチプレイ専用の運営型タイトルとして展開され、1サーバーあたり最大150人のプレイヤーが参加可能。クロスプラットフォームでのプレイにも対応する。

今回、『skate.』のシーズン3とその後の展開について明かすロードマップが公開された。その中では、チュートリアルで訪れるエリア「Isle of Grom」を新たなマップとして実装予定であることも発表。島のサイズは拡張され、探索可能な新スポットなども多数追加されるとのこと。
一方で、「Isle of Grom」の仕様がユーザーの間で波紋を呼んでいる。開発ブログによると、シーズンごとに販売される「skate.Pass プレミアム」を購入したプレイヤー限定の早期アクセスが、3月10日から4月14日まで提供されるという。そして、そこから5月5日まではすべてのプレイヤー向けに開放されるものの、その後は前述したシーズンパスを購入していない限り、入場するためには500リップチップのゲーム内通貨を払うことで24時間のアクセス権を得る必要があるそうだ。

この仕様が、「以前の“約束”と食い違う」として波紋を広げている。2022年7月に公開された動画シリーズ「The Board Room」の第1回にて、開発メンバーが本作にマイクロトランザクションが導入されることを紹介。この際には、ゲームプレイ上のアドバンテージやいわゆるガチャがないことに加えて、課金限定のマップエリアは存在しないことを明言していた。そうした発言が引き合いに出され、新マップが一定期間、シーズンパス購入者限定での開放となることに多くの批判が寄せられているかたちだ。

一方で、これを指摘するXユーザーの投稿に対して、公式が弁明の返信をしている。そちらでは、プレイヤーとともにゲームを作るために早期アクセスというかたちでアップデートを進めてきたことを伝えた上で、計画は変更されなければならない場合もあると説明されている。制作の裏側や過程も公にしながら開発をおこなう中では、正式な実装時に仕様が変わることもあるという言い分のようだ。ただし、シリーズで初めて基本プレイ無料タイトルとして打ち出された本作では、課金要素があくまでもコスメティック等の要素に留まることも常々アピールされてきた。ゲームの根幹を成す特徴が揺らいだことに対する不安も生じているのだろう。
なお今回の一件を経て、本作のSteamユーザーレビューでは多くの不評が投じられることに。2月20日の間に寄せられたレビューとしては、217件中好評率はわずか20%。過去30日間で算出される「最近のレビュー」では、約2000件中60%の好評率で賛否両論ステータスとなっている。
9月16日のリリース後、シーズン1の開始までに数週間で1500万人以上がプレイしたことも報告されていた本作。プレイヤー数の面では順調なスタートを切った一方で、基本プレイ無料でのリリースということもあり、持続可能な開発体制を築く上では、ユーザーの抵抗が少ないかたちで収益化をおこなえるかどうかも重要となりそうだ。
『skate.』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、基本プレイ無料で早期アクセス配信中。iOS/Android版も後日配信される予定。
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