ミュータント猫交配ローグライト『Mewgenics』、マッハで売上100万本突破。『The Binding of Isaac』開発者の新作、「想定超え」の大ヒット

Edmund McMillen氏およびTyler Glaiel氏は2月18日、『Mewgenics』の販売本数が100万本を突破したと発表した。

ゲーム開発者のEdmund McMillen氏およびTyler Glaiel氏は2月18日、『Mewgenics』の販売本数が100万本を突破したと発表した。本作は2月10日にリリースされたばかりのタイトル。発売から約一週間での大台達成となり、爆発的な人気を見せている。

『Mewgenics』はローグライト・シミュレーションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。プレイヤーはミュータントのネコでチームを編成し、冒険に出発。ターン制の戦術バトルを制して冒険から帰還すれば、お宝が手に入る。そうして家をアップグレードしたり、既存のネコの遺伝子を受け継ぐ新たなネコを生み出したりして、チーム全体を強化していく。

本作のネコたちはそれぞれ多様な能力を所持。首輪を装備させることでタンクやメイジなどのクラスを設定し、冒険に向かわせることができる。冒険先では、正方形のタイルが敷き詰められたフィールドでのバトルが展開。勝利すればネコのレベルが上がったり、新たなスキルを覚えたりする。ある程度進めば家に帰還できるが、戦いに敗北するとネコはロストしてしまう。

『Mewgenics』では、そうして手にした資源でパーティーを強化し、冒険を繰り返すことになる。ところが本作では一度冒険に出たネコは引退し、二度目の冒険に送り出すことができない仕様になっている。つまり原則として、ネコは使い切りの存在だ。

家にいるネコは同じ部屋にオスとメスがいると、交配して子どもを作ることがある。産まれる子どもは親の能力やスキルを引き継ぎ、基本的には両親より強くなる。引退したネコには子どもを作ってもらい、産まれたネコで新たな冒険に挑んでいくのだ。

しかし近親交配させるとネガティブな突然変異が起き、親世代より弱くなってしまうことも。親子や兄弟は部屋を分けたり、子どもを産んでほしいペアは快適な部屋でふたりきりにしたりと、ネコの繁殖管理が重要な要素となっている。

『Mewgenics』は2月10日にリリースされた。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約1万9000件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。リリースから間もないがすでに非常に多くのレビューを集めており、好評率も高い人気ぶりを見せている。レビュー内容では、1000種類以上のスキルが存在すると謳われているビルドの奥深さや、ネコの遺伝子を管理するゲームプレイが好評だ。生まれる子どもに親の面影があるため、次々に代替わりしていくネコたちに愛着が湧くといった意見も見られる。

そんな本作の売上が“One Mewllion”を突破したと発表された。「Mewllion」は英語におけるネコの鳴き声MewとMillionをかけ合わせた造語と思われ、要は売上100万本を超えたようだ。なお本作は発売半日で25万本を突破したことが報告されていたタイトル(関連記事)。リリース後も勢いは止まらず直近では連日の最大同時接続プレイヤー数が約10万人に達しており(SteamDB)、爆発的に売上を伸ばしていることがうかがえる。

ちなみに本作を制作したEdmund McMillen氏およびTyler Glaiel氏は、人気作『The Binding of Isaac』を手がけたクリエイターだ。Glaiel氏のXアカウントによると、『Mewgenics』はリリース時点のウィッシュリスト登録件数が約60万件だったとのこと。ふつうSteamにおけるゲームの初週売上本数はウィッシュリスト登録件数を大きく下回るため、本作が『The Binding of Isaac』ほどの人気を得ることは期待していなかったそうだ。しかし結果として、本作は想定を超える売れ行きになっているという。多くのプレイヤーが『Mewgenics』を楽しんでくれて、とても嬉しく思っているそうだ。

なお本作は本稿執筆時点で公式日本語対応はしていないが、現在日本語を含めた多言語への対応作業中とのこと。また有志制作による日本語化Modも公開されている。興味のある方はチェックしてみるとよいだろう。

『Mewgenics』はPC(Steam)向けに配信中だ。現在リリース記念セールがおこなわれており、2月25日まで定価の10%オフとなる3060円で購入可能。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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