『アークナイツ:エンドフィールド』の「ギルベルタ」が、かなり便利なので解説。周回に使えるほか、今後のいろんなパーティーに入ってきそうな器用な強力サポート力

ギルベルタは今後どのパーティー編成においても入ってくると予想できる便利なキャラである。それを伝えたい。

HypergryphおよびGRYPHLINEは2月7日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「ふわふわトランスポーター」を開放した。同スカウトでは、オペレーターとしてギルベルタがピックアップされている。なお、ギルベルタは現在のバージョン「初号指令」期間中に入手可能な、いわゆる限定キャラである(のちに復刻可能性はある)。

本作では育成コストがそれなりにするということもあり、ギルベルタはとりあえず見送り……となるプレイヤーもいるかもしれない。しかしもったいない。ギルベルタは今後どのパーティー編成においても入ってくると予想できる便利なキャラである。それを伝えたい。ということで、本稿ではこのスカウトで獲得できるオペレーター「ギルベルタ」についてお伝えする。

『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

ギルベルタは、サポーターである。具体的にいえば、「散開した敵を一箇所に集めることで殲滅力を高め、浮遊で拘束し、強力な弱体化を付与する」汎用的なサポーターである。つまり、敵を一箇所に集めて、敵を浮かせてデバフする。かなり強力で、かつどんな編成にも組み込める。一方で、反重力を操る能力の独特なふわふわとした操作感がある。どの順番で戦技を発動させるかも重要だ。そのため難しそう、使いこなせなさそう、あるいは使いこなせていないと感じている方もいるかもしれない。しかし、さほど複雑ではなく、使いこなせればかなりありがたい存在になる。

ということで、本稿ではギルベルタの基本的な使い方をいくつか紹介する。彼女を活躍させる一助となれば幸いだ。

敵を集める快適さ

まず押さえたいのは、敵を一箇所に集める戦技の使い方だ。ギルベルタの戦技を使えば、ボタン一つで複数の敵を密集させて同時に攻撃を当てやすくなる。たとえばレーヴァテインの劫火(スタック要素)をすばやく獲得したり、管理人の連携技による拘束を複数の敵に当てたりと、さまざまな場面で役立ってくれるのだ。雑に使っても便利なため、戦技はガンガン使っていいだろう。

本作では協約空間やマップ探索など、多数の敵と戦うことが多い。敵を集める能力はそれだけでゲームの快適性を向上させてくれるだろう。これだけでもチームに置いておきたい存在だ。


敵を集めれば一斉にブレイクさせるなんてこともできる。

強力なアーツ脆弱デバフ

ギルベルタの必殺技は、アーツ脆弱効果をもつ。「アーツ脆弱」という状態にすることで、味方のアーツ攻撃がより通りやすくなるのだ。効果時間は5秒と短いが、スキルレベル7の時点で26%という強烈な弱体化を付与することができる。この5秒間でいかに畳み掛けるかが、ギルベルタを運用する上でのカギとなる。「ギルベルタの必殺技を発動したら、攻撃ラッシュを叩き込む」と覚えておこう。

こうした必殺技の特徴により、「どのパーティーにも組み込みやすい」なのも魅力。本作のダメージは物理・アーツ・超域ダメージに大別される。このうちアーツダメージはいわゆる属性ダメージのようなもので、さらに灼熱・電磁・寒冷・自然の4つに分かれている。つまり、必殺技のデバフは灼熱・電磁・寒冷・自然の4つに適用できるわけだ。アーツ系であればどのパーティーのサポートにも入っていける。現在実装されているラストライトやアイビーエナ、ペリカといったアーツダメージを主体に戦うオペレーターと相性が良いのはもちろんのこと、今後実装されるアーツアタッカーの性能を活かすのにも役立ってくれるだろう。


オペレーター訓練でわざと失敗してダメージを比較してみた

ちなみに物理パーティーとも一定の相性は見られる。ギルベルタの必殺技のアーツ脆弱効果は、クラッシュ状態の段階に応じて効果が高まる。クラッシュとは、浮遊や転倒といった物理異常を与えた際に1段階ずつ溜まっていくステータスで、基本的には物理ダメージを与えるスキルで付与されることが多い。つまり、物理とアーツの混成パーティーでも、物理異常がアーツダメージを伸ばすというシナジーをギルベルタが生み出してくれるわけだ。また、ギルベルタ自身も連携技で浮遊効果を発動できる。気が付かないうちに、勝手に効果がアップしていることもあるだろう。

なお、必殺技の前にギルベルタの連携技が出せるならば、なるべく連携技の後に必殺技を使うほうが良い。クラッシュ状態によるアーツ脆弱効果アップはさほど大きくはないので、「連携後に必殺技出したほうがやや良い」程度である。必殺技には連携技の浮遊を持続させる効果もついているため、身動きできない相手を一方的に蹂躙することができる。

編成・運用例

それでは具体的にどのような編成が考えられるか。もっとも簡単なのは管理人、ペリカ、チェン・センユーというメインストーリーで必ず加入する3人との組み合わせだ。

特にペリカとの相性は良く、ギルベルタの性能をフルに活かしてくれる。操作キャラが敵に重攻撃を与えるだけで発動するペリカの連携技を使えば、ギルベルタの連携技を誘発することができ、ギルベルタの必殺技のアーツ脆弱効果におあつらえ向きの瞬間火力をペリカの必殺技が出してくれる。互いを補うようにぴったりとハマっているのだ。

行動の一例としては、以下のようになる。

通常攻撃をして重攻撃を発動→ペリカ連携技→ギルベルタ連携技→ギルベルタ必殺技→ペリカ必殺技

これはギルベルタのオペレーター訓練でも紹介されている基本的なコンボだ。ギルベルタの連携技の条件を簡単に満たせること、ギルベルタの必殺技の後に強力なアーツダメージを出せること、ペリカの連携技による感電にもアーツダメージ増加効果があることなど、非常に強力な運用方法となっている。他のオペレーターと組み合わせるときには、少なくとも「ギルベルタの必殺技の直後にアーツダメージを出す」という一点だけは意識したいところだ。

ほかのパーティーにおいてもいろいろな編成に組み込めるが……キリがないので割愛する。基本的には、「ギルベルタの戦技で敵を集める」「ギルベルタの必殺技後は攻撃を叩き込む」の2点を覚えているだけでもかなり活躍するはずだ。

装備はメイン能力の意志、サブ能力の知性が上がるものがおすすめ。筆者は流転シリーズにしている。

運用上の注意点

基本的にどんな編成でも活躍してくれるギルベルタだが、運用する際には注意すべき点もある。戦技による自然付着のタイミングと、パッシブ効果を持つ素質「トランスポーターの歌声」の対象だ。

本作のアーツには、アーツ付着、アーツ爆発、アーツ異常という仕組みがある。灼熱・電磁・寒冷・自然の4つそれぞれにアーツ付着があり、おもにアーツダメージを与えるスキルで付着させることができる。アーツ付着の状態で、同じ種類のアーツを当てればアーツ爆発が、異なる種類のアーツを当てればアーツ異常が発生する。アーツ異常が発生する際にはもともと付着していたアーツが消失するため、特定の付着や異常を利用したい場合、アーツ付着の順序に気をつけなければならない。

アーツ付着→同じ種類のアーツ付着→アーツ爆発
アーツ付着→異なる種類のアーツ付着→アーツ異常(アーツ付着は消失)

たとえば、レーヴァテインとの組み合わせだ。レーヴァテインは重攻撃または終撃を命中させると、周囲の敵から灼熱付着を吸収して劫火というスタック要素を1つ獲得する。ここにギルベルタを組み合わせてみよう。ギルベルタの戦技で敵を集め、何らかの方法で灼熱を付与して一気に吸収するという運用は強力であるように思える。しかしながら、灼熱付着を吸収する前に自然付着が発動してしまった場合、アーツ異常を起こして灼熱付着が消えてしまう。重撃を出すタイミングを意識して、適切なタイミングで戦技を使う必要があるわけだ。

うまくいけば劫火を一気に獲得することができる(画面左下、顔の横のマークに注目)。


また、パッシブ効果の「トランスポーターの歌声」はギルベルタが場に存在するだけで必殺チャージ回復効率を上げてくれる効果を持つが、その対象は前衛・術師・補助のオペレーターに限られる。各オペレーターの種類はアイコンで示されているほか、人事画面の能力値のところからも確認できる。編成の際には気に留めておきたい。

なお、ギルベルタはフィールド移動においても特殊なモーションを発動する。速さ的にはダッシュを連打したほうが速いものの、なんとなく速く見えて楽しい。ちょっとした作り込みポイントである。

浮いているように見えるが穴には落ちる。あくまで見た目要素のようだ。

まとめ

長々と解説したが、ギルベルタは戦技で敵を集めるだけでも極めて便利なオペレーターである。ギルベルタの必殺技の後にアーツダメージを出すということを意識すれば、その性能の大部分は引き出せるだろう。どんな編成にも活躍の場がある汎用的サポーターであり、今後実装されるアーツアタッカーと一緒に運用することも考えられる。本作の源石交換所にもある「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内で、できれば所持しておきたいところだ。

『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。ギルベルタがピックアップされている特別スカウト「ふわふわトランスポーター」は、2月24日お昼まで実施中である。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

記事本文: 342