『REANIMAL(リアニマル)』完成披露会レポート。アインシュタイン&ゆうちゃみ氏による試遊ではリアクションが会場を沸かし、「恐怖を共にする」はずが笑いも広がった
弊誌はリリース前日となる12日、東京・恵比寿ガーデンルームにて開催された本作の完成披露会を取材。

パブリッシャーのTHQ Nordicは2月13日、『REANIMAL(リアニマル)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S 。本作は日本語音声・字幕に対応している。
『REANIMAL』はホラーアドベンチャーゲームだ。開発は『リトルナイトメア』シリーズを手がけたスウェーデンの開発スタジオTarsier Studiosが担当している。弊誌はリリース前日となる12日、東京・恵比寿ガーデンルームにて開催された本作の完成披露会を取材。ホラーも笑いも絶えない独特な雰囲気のなか、イベントは大きな盛り上がりを見せた。本稿では、その模様をお伝えする。

会場に足を踏み入れるやいなや、本作のビジュアルを思わせる怪しげな照明と、不安をかき立てるようなサウンドが筆者を迎えてくれた。会場内にはグッズ展示のブースも併設されており、本作特有の色づかいで彩られたキャラクターの精巧なフィギュアが来場者の目を引きつけていた。展示をひと通り眺めてから席に着くと、やがてステージの明かりが落ち、煙が立ち込める。不穏な空気に包まれたステージ上に、本作の主人公である姉弟に扮したコスプレイヤーが登場。まるで本作の世界から迷い込んだかのような2人は、互いを見つけると、姉が弟の手を引くようにして、そのまま闇の中へと姿を消した。


本作の世界観を見事に表現したオープニングが終わると、ステージにはTarsier Studiosでナラティブディレクターを務めるDavid Mervik氏が登壇。本作の概要や見どころを直々に語った。
まず紹介されたのは、「恐怖を、分かち合う。(Share the Scare.)」という本作の世界共通コピーだ。本作はソロプレイのみならず、ローカル・オンラインでの2人協力プレイに対応している。この仕様は、ホラーは誰かと「共有」することで、より一層感じられるという考えに基づくものであるという。David氏は「コミュニケーションそのものがゲームプレイの一部である」と述べ、会話と連携こそが攻略の鍵になるとして、本作における協力プレイの魅力を強調。こうした本作のコンセプトは、イベント後半におこなわれたゲストによるデモプレイで体現されることとなった。

そのゲストというのが、モデル・タレントのゆうちゃみ氏と、お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹氏、河井ゆずる氏の3人だ。ゆうちゃみ氏は、同じくモデルとして活動する妹のゆいちゃみ氏と一緒にゲームを遊ぶことも多いという。また、アインシュタインの2人はゲーム番組の司会を務めるなど、日頃からゲームとの関わりが深い。さらに本作の醍醐味である協力プレイについて話が及ぶと、普段の漫才についても「協力と言えば協力」とコメントし、コンビ間の連携をうかがわせた。
そんなチームワークに定評のあるゲストたちとともに、本作にちなんだミニ企画がおこなわれた。最初に実施されたのは、本作に登場するキャラクターの名前を考える大喜利コーナー。続いて、主人公2人のビジュアルを記憶だけを頼りに描くお絵描きコーナーもおこなわれた。答え合わせの場面では、オープニングを飾ったコスプレイヤーが再びステージに登場。細部まで作り込まれた衣装と、ゲストが描いた個性的な絵が並ぶと、会場には和やかな笑いが広がった。最後のコーナーでは、作中のとあるシーンをもとに、その後何が起こるかを予想するクイズに挑戦。3人はその精細なグラフィックに驚嘆しつつ、思い思いに展開を想像して回答し、会場を大いに盛り上げた。



クイズの答え合わせとして、3人は実際に本作のデモ版をプレイすることになった。キャラクター操作では、稲田氏が1Pの弟、ゆうちゃみ氏が2Pの姉を担当。河井氏は2人の協力プレイを見守りながら、実況とアドバイス役を務めた。
物語冒頭からゲームを開始すると、姉を操作するゆうちゃみ氏が勇敢に先導する形でプレイが進行。本作のホラー演出には、3人が思わず同時に声を上げて驚く場面も多く見られ、協力プレイならではの一体感が生まれていた。また、稲田氏はプレイに集中するあまりコメントが少なくなり、そのことを周囲からツッコまれる一幕も。しかし、それだけの没入感があることを身をもって示していたともいえるだろう。
緊張感が漂うなか、プレイ中にはお互いをフォローし合うような軽快なかけ合いが繰り広げられた。初見プレイにもかかわらず、そうしたコミュニケーションが功を奏し、2人は着実に難所を突破していく。途中でゲームオーバーになっても、「とにかく走ろう」などと作戦を立て直し、自然と役割を分担しながら先へと進む様子が印象的であった。「会話と連携が鍵になる」とは、まさにこのようなことだろう。そうして順調にプレイを進め、先ほどクイズで出題された場面の答えに見事たどり着いてみせた。
デモプレイ後、ゆうちゃみ氏は「驚かせる演出がなくても、ずっと落ち着かない」と本作が放つ独特の空気感について語った。河井氏も「この先ストーリーがどうなるか全く読めないが、手探りで進めていく感じが良い」とコメントし、操作を担当した2人と同じ目線でプレイを楽しんでいたようだった。

デモプレイの様子からは、本作の掲げる「恐怖を、分かち合う。」というテーマが随所に感じられた。一方で、プレイ中にはゲスト同士の愉快なやり取りから笑いも生まれ、会場では常に明るい声が響いていた。単に恐怖を味わうだけでなく、ときには驚きやスリルさえも一緒に笑い合える点にこそ、本作の協力プレイ最大の魅力があるのだろう。
イベントの締めくくりとして、ゆうちゃみ氏は「協力プレイを通じて、(相手と)一段と仲良くなれそう」とコメント。稲田氏も、「ホラー要素と2人プレイという特徴から、いわゆる吊り橋効果があるのでは」と指摘した。恐怖を一緒に乗り越える体験は、プレイヤー同士の距離を自然と縮めてくれるのかもしれない。皆さんも、大切な人やもっと親しくなりたい相手とともに、本作のホラー体験を分かち合ってみてはいかがだろうか。

『REANIMAL(リアニマル)』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。



