宇宙船設計生活シム『The Last Starship』正式リリースで「史上最高同接」のブレイク。宇宙バス運転手から海賊ハンターまで、作った商用船で銀河規模の大仕事

Introversion Softwareは2月3日、『The Last Starship』を正式リリースした。

デベロッパーのIntroversion Softwareは2月3日、『The Last Starship』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。正式リリースを受けて、多くのプレイヤーが集まる賑わいを見せている。

『The Last Starship』は宇宙船を設計して銀河を旅する、リアルタイムシミュレーションゲームだ。プレイヤーは自らの宇宙船を作り上げ、仕事をこなして金を稼ぎながら宇宙を生き抜いていく。

ゲームプレイではまず外殻やエンジン、原子炉などさまざまなパーツを組み合わせて、自らの宇宙船を作り上げる。船が出来上がれば宇宙を自由に航行可能だが、船には水・食料・酸素といったリソースが必要で、備蓄は時間とともに消費される。物資の購入にはお金が必要なため、なんらかの方法で稼ぐ必要がある。

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本作では宇宙船に備わっている設備に応じて、さまざまな仕事を請け負うことが可能。たとえば船に星間航行を可能にするFTLドライブを搭載していると、乗客や貨物を指定星系に運ぶ輸送業を営める。採掘レーザーを装備していれば小惑星から資源を採取することができ、生産設備を積んでいれば原材料を加工して利益を出すことができる。

また本作には宇宙ギャングなど、敵対的な勢力も存在。船を武装させ、そうした敵とドックファイトを繰り広げる戦闘要素も用意されている。戦闘力が高まればギャングの討伐で生活する傭兵的な生き方もできるほか、治安の悪い星系を自由に探検することも可能になる。そうして好きな仕事をこなして金を稼ぎ、新たなパーツを購入して宇宙船を改造していく。

本作は2023年2月に早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約800件中79%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。本作ではパーツを自由に配置することができ、輸送船や工業船、戦艦などコンセプトに応じて変わったデザインの船を作りやすい。作った船の設計図をSteamワークショップをシェアすることも可能で、ユーザーデザインの船をゲーム内で利用することができる。レビュー内容では、そうした宇宙船の設計の自由度が好評となっているようだ。

一方不評レビューでは、コンテンツが少ないとする意見が目立つ。こうした意見の多くは早期アクセス期間中に投じられているが、正式リリース後でもまだボリューム不足とする声も散見される。本作は約3年の早期アクセス期間に20回以上のアップデートが配信され、ストーリーモードなどさまざまなコンテンツが実装。今年1月のアップデートでは、建造する船のサイズ制限が撤廃されるなど、遊びも大きく変化してきた。しかしバージョン1.0の変更点はUIの調整やバグの修正がメインで、それほど追加要素は多くない。正式リリースで大きな追加を期待していたユーザーは、少々肩透かしの印象を受けたのかもしれない。

とはいえ正式リリースされた2月3日より、本作の同時接続プレイヤー数は急増。それまで100人程度で推移していたところから急速に数字を伸ばし、2281人を記録している(SteamDB)。早期アクセス配信開始時に記録した最高値さえも大きく塗り替える、本作史上かつてないブレイクぶりとなっており、正式リリースを機にプレイヤーベースを急拡大したことがうかがえる。開発元は本作のサポートを続けていく計画と伝えており、2026年を通してさらにアップデートを配信していく予定だという。勢いを見せる本作の、今後のさらなる発展も期待されるところだろう。

本作を手がけるIntroversion Softwareはイギリスに拠点を置くデベロッパーだ。2001年に設立されて以来シミュレーションゲームを中心に数々のゲームを手がけており、なかでも『Prison Architect』は最大のヒット作となった。なお『Prison Architect』の権利は2019年にParadox Interactiveに売却。本作『The Last Starship』はそんな『Prison Architect』以来の、同社による新作シミュレーションゲームというかたちとなる。

『The Last Starship』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、2月11日まで定価の15%オフとなる1955円で購入可能だ。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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