人格ハッキングADV『MINDHACK』、約1年ぶりのアプデ配信で「新ストーリー」追加。今度は“味方キャラクター”の精神を書き換える

room6は2月5日、『MINDHACK』にてアップデートを実施した。

パブリッシャーのroom6は2月5日、『MINDHACK』にてアップデートを実施した。同アップデートでは第6章が登場。これまで味方だった登場人物と対峙し、更生させるストーリーが繰り広げられるそうだ。

『MINDHACK』は、悪人の精神をハッキングしてハッピーな人格へと書き換える、タイピング要素のあるビジュアルノベルゲームである。本作の舞台は、人間の心に「バグ」が存在するディストピアだ。本作世界におけるバグは、殺意や破壊衝動といった人格のエラーであり、あってはならないものとされる。またバグは人の心に根を張り、やがて内側から食い破ると周囲のすべてを破壊してしまう。そうしたバグの暴走を防ぐ目的もあってか、本作の世界ではバグ排除専門の施設が誕生。マインドハッカーの活躍により、バグによる被害が防がれてきたようだ。

本作の主人公は、他人の精神をプログラムで破壊できる天才マインドハッカーである。先生やドクターと呼ばれる主人公は、スーパーコンピューターや警備隊と協力し、人の心に潜むバグを取り除く。精神へのハッキングによって、バグとの戦いを繰り広げる。やがて先生は、世界を破壊する巨大バグ「魔王」とも対峙することなるようだ。

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先生は施設のデバッグルームにて、悪人の精神を書き換える。施設内ではAIのFORMATがバグの発見を担当しているが、AIにわかるのはバグの有無だけである。そこで本作では先生が悪人のソースコードへ接続し、マインドハックによって精神を書き換えるわけだ。デバッグルームでのハッキングパートにおいて、まず先生は悪人の精神へ触れていく。彼らの過去を垣間見ることで、これから破壊する悪人の人となりが、選択肢や文章で描かれる。またタイピングパートでは、ハッキング対象の自我に関連する言葉が浮かんでくる。プレイヤーが実際に単語を打ち込み、精神をお花へと書き換えて、無害な善人へと更生させていくのだ。ギャングヘッドのウニ頭やカルト宗教の信者、異星からやってきた怪生物など、固定的な悪人たちが登場。彼らの精神を書き換えていく物語は、主人公の手のアニメーションと共に描かれる。

本作は、国内の創作サークルVODKAdemo?が手がけている。同サークルはホでヴ氏、ササン三氏、紅狐氏の3名で活動。2021年春から本作の制作を始め、2023年4月にPC(Steam)での早期アクセス配信を開始した。記事執筆時点で、本作はSteamユーザーレビューにて590件中93%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ディストピアを舞台としたストーリーやキャラクターなどが評価されてきた。

アップデートで実装となった第6章では、これまで先生をホットフィックス隊員として守ってきた新米隊員を更生させる。正義に燃える彼は、どんな葛藤や迷いを抱えているのか。先生は、自己否定や劣等感の溢れる精神世界をハッキング。A級バグを抱えた彼の頭をお花畑にできるのか、見知ったキャラクターを相手にした書き換えが繰り広げられる。

『MINDHACK』はPC(Steam)向けに、通常価格税込1500円で早期アクセス配信中。2月6日から2月13日の期間は、20%オフのセールも実施されている。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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